北海道で英語スクールも開講されていて、子供から大人まで幅広い講師経験が大好評のTAKA先生のインタビューをお届けします!
Q.“NHK基礎英語スピーチコンテストで入賞されるなど、輝かしい経歴をお持ちですが、TAKA先生と英語(語学)との出会いはどういったものだったのでしょうか?”
A.“小学校に入る前から英語の家庭教師の先生が来ていましたが、その先生は地元の大学を出たばかりの人で、児童英語教育の「児」の字も知らないような人でした。大人用の参考書を小学校に上がるかあがらないかの子供に使って、「これは主語」だの「これは動詞」だのとさっぱりわけが分かりませんでした。だから、小学校の頃は英語は大嫌いだったんです!英語の先生が来る日はわざと友達のところに遊びに行って帰ってこなかったり、仮病を使ったりしていました。(ただし、両親は実は音楽家で音楽教育に携わっていましたから、何か一つの技能を身につけるには長く続けなければ意味がないということを認識していたんでしょう。だから小学校を卒業するまでその先生との英語学習を続けさせたんだと思います。)
しかし、中学校に入学して間もない5月上旬だったと思います。たまたま朝早く目が覚めてしまって、当時親から譲ってもらったばかりのラジカセをいじっていたら、知っている英語が流れてきてびっくりしたんです。ちょうどNHKラジオの「基礎英語」の時間だったんです。いやいや習っていた英語も少しは身についていたんですね!「石の上にも三年」とはよく言ったものです。それに感動してしまって、その日の後刻、早速本屋さんに行ってテキストを購入して基礎英語を聞き始めました。それから程なくして、そんな息子のやる気に気づいた両親が地元の「ちゃんとした」英語教育を行なっている英語スクールに通わせてくれて、それからめきめきと上達していったんだと思います。”
Q.“幅広いレッスンを提供されていますが、特にTAKA先生と言えば発音コースも大人気です。
レッスンの特徴はどういったものになりますか? ”
A.“さまざまなメソッドを組み合わせています。英語のつづりと音の関係を示した「フォニックス」と、ジェスチャーを使って発音を体得するVT法といわれるメソッドなどです。あとは私が試行錯誤して身につけた発音のコツなどを伝えています。音単位から、単語単位、フレーズ、文単位と何度も練習して、あるひとかたまりの文章を何度も音読練習していただくという宿題を残して練習していただきます。
カフェトークのレッスンで以前面白いことがありました。生徒さんは青森県在住の主婦の方でしたが、ちょうど母音の練習をレッスンで行なっていたときでした。発音記号で表記すると[ʌ]となる音をよく「山型母音」などといわれます。山形県の人がこの音が得意だとかというわけではないのですが…(笑)。そして、やはり発音記号で表記すると[i]という音があります。これは日本語の「イ」とはぜんぜん違って、「イ」と「エ」と「ユ」が混ざったような音なんです。なかなか表現しづらい。でも練習しているうちにその生徒さんが突然、「TAKA先生!この音、青森の人は得意かも!」と言い出したんです。どうやら津軽弁で英語の[i]に似ている音があるらしく、その生徒さんはそれに気づいてからというものあっという間にその音をマスターしてしまったんです。そのときから[i]を「青森母音」と呼んでいます(笑)。”
Q.“語学の学習において大切なのはどういった点だと思いますか?”
A.“わたしの座右の銘-”Practice makes perfect.”(継続は力なり)です。語学の学習は「ざるで水をすくうようなもの」だといわれていて、成果がなかなか短期間で現れないものです。しかし逆に考えると、「ざるでも水をすくい続ければいつかは溜まる」ということです。とにかく続けること。しかも周りを見回せば、ここ日本にいながらにして英語をマスターできる教材や学習法があふれるほどあります。ただ、それが逆に英語の上達を妨げる可能性もあります。
何人かの生徒さんに見られることですが、ある教材や学習法を試しては効果がすぐに現れないので、すぐに別の教材や学習法に乗り換えて、それを繰り返していきます。つまり「つまみ食い」を続けてゆくわけです。栄養の摂取も「つまみ食い」だけでは十分でないように、これではいつまでたっても英語は上達しません。なにか気に入った教材や学習法があればとにかく最後までそれを続けること。さらに、モチベーションをあげてくれたり、練習の機会を多く持ってくれたり、進歩具合を客観的に、しかも積極的に評価してくれるトレーナーのような講師につくことも必要です。また、時に中だるみのような時期を経験するとしても決してあきらめない姿勢が大事だと思います。”
Q.“休日はどういったことをされていらっしゃいますか?カーペンターズがお好きだとも伺っています。”
A.“やりたいことがたくさんあるのですが、それらを全部する時間がないのが悩みですね。でも、北海道の十勝に住んでいるという恵まれた環境のせいでしょうか、地元のおいしいお店に行くのも好きです。
カーペンターズも好きですね。高校生の時に英語の発音の良いお手本になると聞いて、カーペンターズを聞き始めたら、彼らの音楽にすっかり魅了されてしまいました。カレン・カーペンターの真似をして口ずさんでいるうちに英語の発音が劇的に改善されました。そのこともあり、以前カフェトークで「カーペンターズに学ぶ、英語の発音と感情表現」という講座を行なったことがあります。(趣味の延長(?)。(笑))
飛行機も子供の頃から大好きです。中学生のときにパイロットになりたいと思った時期があり、それが動機の一つとなって英語を一生懸命勉強していました。羽田や成田、北海道では新千歳のような大きな空港に行ったら時間を忘れて飛行機を見ています。初めて訪れた土地では、必ず最寄の空港をチェックします(笑)。
以前ハワイで単発機の操縦訓練に参加したこともあります。そのときの興奮と緊張はいまでも忘れられません。私の祖父は戦時中、陸軍の一式陸軍特別攻撃機を操縦していた特攻隊員だったので、飛行機好きはその祖父の血を受け継いでいるのかもしれません。
両親が音楽家だということもあるのでしょうか、クラシック音楽も大好きです。私の住んでいる十勝の清水町は「第九の町」としても知られていて、人口1万人ほどの小さな町が町民の合唱団を結成して、ベートーベンの交響曲第9番をプロのオーケストラと演奏するということを定期的に行なっているという全国的にも有名な町です。5年に一度のその演奏会に昨年末に立ち会えたのは良い思い出になっています。田舎なのでプロのオーケストラの演奏会に行く機会は少ないのですが、近隣の帯広市でオーケストラの演奏会があるときはよく行っています。小澤征爾さんの名演を聞きに東京に出向いたり、ニューヨークのカーネギーホールでボストン響の演奏でブラームスを聞いたときは「骨抜き」になってしまいました。”
Q.“スクール長として北海道に英語スクールを開講されるんですね!”
A.“すでに十勝・帯広を拠点に15年ちかく英語教室を主宰してきましたが、この春から妻の故郷であるオホーツク海側の北見市に移転して「イングリッシュ・フェス英語スクール」を開校します。「英語で発信できる地球人になろう。」をスローガンに、幼児から大人までの英語教育を北見で行ってゆきます。
今年、小学校で外国語が必須化されるなど日本の英語教育が大きく変わろうとしています。しかし日本人の英語力の向上とは裏腹に、実際に英語環境で英語を使おうとすると思ったように英語で発信したりコミュニケーションができないというのが現状です。それは英語力に問題があるのではなく、日本人の言語に対する見方やコミュニケーション力の不足に原因があると思っています。新しい英語スクールでは幼児・児童期から大人まで、英語の学習だけでなく、笑顔で話すこと・相手の目を見て話すこと・ユーモアを持つこと・大きな声で話すことなどのコミュニケーションの大事な要素を訓練してゆきます。さらに「受け身の学習」から「能動的な自律学習」を促すことも大きな特徴の一つです。自分のレベルにあった英語の本を自分で選んで自分のペースで読んでゆく「多読」を取り入れたり、自分の進歩を生徒自身に評価させるなど、自分の学習に責任を持つことによって自分で積極的に英語で発信できる姿勢を育てていければと思っています。
カフェトークでこれまでにたくさんの生徒さんと英語学習に取り組んできましたが、ここで培った経験を新しい英語スクールでも生かすことができればと思っています。 ”
Q.“レッスン可能時間が限られていますが、その他の時間でも相談可能なのでしょうか? ”
A.“多くの方にお申し込みいただき感謝いたします。しかし、中には時間的な事情でレッスンに応じることができなかった方もおられることを大変申し訳なく思っております。レッスン可能時間として公開している以外のお時間でも可能な限りご相談に応じたいと思います。”
Q.“生徒の方に一言お願いします。”
A.“私の講座をご受講いただいている方に重ねてお礼を申し上げます。引き続きカフェトークを「賢く」活用して、英語のコミュニケーション能力を育てていただければうれしく思います。
カフェトークを「賢く」活用する方法を一言・・・数多くの先生がカフェトークで活躍されていますが、きっちり進度管理ができて、進歩具合を明確に示す講師で、しかも体系的にレッスンできる、きちんとしたカリキュラムを持っている講師を自分の担任講師として定期的に受講してください。そして、その他のいろいろな講師のレッスンはコミュニケーションの経験を積む目的で受講してください。そのようにカフェトークを活用すれば上達間違いありません。これからもレッスンで多くの生徒さんにお会いできるのを楽しみにしています。”

