今年も、無事にカフェトーク音楽発表会が終演しました。ご参加のみなさま、ご来場のご家族の方々、大変お疲れ様でした。舞台裏で、親御さんの見ていないところで自分と向き合う時間を過ごしている小さな生徒さん方...
中村勇太
生徒くんの部活引退の演奏会へ、20年ぶりの千葉駅。そして初下車。ハンカチ持ってきましたが、ステージに出てきたところでまず涙。。 一年前は、大丈夫か?汗、と思っていましたが、今日はどこをとっても、文...
中村勇太
お稽古事というより、習い事という言葉の方が最近は馴染みがありますね。 20年くらい指導業をやってきて、経験的に思うことを書いてみたいと思います。 大前提として、〜に効果がある、という目的で...
中村勇太
脱力!力を抜いて! よく言われます。 でも、言われた方は大抵わかりません。 力を使わずに弾くの? あ、確かに自分の体が力んでるかも。 という程度の受け止めになりがちです。 僕の考えが至る...
中村勇太
手が大きいと、楽器に向いてますね!、と言われることがあります。 個人的には、果たしてそうなのだろうか?と思います。 バイオリンの場合、一言で手の大きさといっても、見るべきところが幾つもあ...
中村勇太
バイオリンの構えを学ぶ時に、弓を構える矯正器具や弓の軌道を制限する矯正器具があります。 自分が使わないので写真をもっていないのですが... わざわざ購入を促す指導者はいない気がしますが... 個人的...
中村勇太
運弓、運指は、校訂者の思考の追体験。 最近は(といってもこの10年くらいそうかもですが)、皆さんよくYouTubeで浚っている曲の演奏を観ています。 そこで、あれ?レッスンでならったやり方と...
中村勇太
普段、SNSに投稿している数十秒の練習記録は、 だいたいその箇所を数時間やったぶんの編集です。 気づいたことができるようにトレーニングしていたり、気付けないのであれこれ試していたり、色々な数時間です...
中村勇太
ヴァイオリンの弦には主に3種類あります。 ガット弦、ナイロン弦、スチール弦、です。 演奏スタイルや場所、目的によっての使い分けもありますが、ほとんどの場合、一番細いE線はスチール製です。 も...
中村勇太
曲の練習をしている時に、なるべく音程のストレスは感じたくないものです。そのためにいろんな教材があります。一応、世の中の全ての曲は音階と練習曲でできている、と言われています。でも、細かくいうと多分違い...
中村勇太
普段使いの弓、毛替え完了。 弦楽器は、梅雨前から9月まで湿気のイライラ時期です。 今、弓の毛がゆるゆるの人は、 そろそろ毛替えしておかないと 梅雨の時期に弓の毛が張れなくなります。 メンテナ...
中村勇太
新春のお慶びを申し上げます。 今年は、雌伏五年!秋にリサイタルを開きます。 コロナ禍前に9年かけたR.シューマン全曲シリーズが終わり、 今回は、これを弾かずには死ねません!という曲を選びました。 皆...
中村勇太
今年の12月は久しぶりにまとまった子ども園まわりがあり、慣例の表参道茶茶の間さんでの季節のお茶会がありました。 子育て支援のコンサートは、毎度ある程度レパートリーの中でメンテナンスした曲の中から...
中村勇太
昨日は今年の鑑賞納め。 生徒くんの晴れ舞台✨ 1カ月前に楽譜が来た選抜合奏、マーラーの交響曲5番のロンド( ◠‿◠ ) 冒頭、冷えてる状態で管のソロはキツイいよぁ、と心配しましたが、中盤から一...
中村勇太
ヴァイオリンの解説の中で、手の動きについて反復運動という言葉を耳にすることがあります。 なるほど!と思う人も多いと思います。しかし、反復運動を言葉で説明できる人がどれくらいいるでしょうか?視...
中村勇太
アインザッツ(Einsats)という言葉があります。端的にいうと、弾き始める時の合図です。 ヴァイオリンの場合、以下のような動作にそれが現れます。 (例)・息を吸う音、吐く音・息を吸う体の動き・弓の...
中村勇太
ヴァイオリンの初歩の教材では、開放弦の四分音符から始まり、段々と音価による弓の配分などの都合を学んだり、スラー、スタッカートなどの導入に進んでいきます。そういったものの中にある「アクセント」。はじめ...
中村勇太
先週金曜日、久しぶりのカフェトーク音楽発表会が無事終了しました。 出演者の皆様、講師の皆さん、事務局の皆様、お疲れ様でした。 客席と同じ高さの舞台で演奏するというのは、大ホールとは都合が...
中村勇太
ヴァイオリンではほとんどの曲に移弦があります。 移弦以外の場合でも、指で弦を押さえた状態(弦を締めている)状態から開放に移る時によくある症状と原因をお話しします。 弓で弦を擦る、指で弦をはじく、...
中村勇太
中学高校の頃、男女、クラスを問わず柔道が必修でした。最初の授業で教わったのが「受身」です。なぜかというと、怪我をしないためです。そのまま受け止めると怪我や痛みになってしまうエネルギーを上手に逃す、発...
中村勇太
音程が正しい、音価が正しい、リズムが正しい、拍子もあっている、ヴィヴラートもかかった・・・なぜサマにならないんだろう・・・ そうだ!感情を込めてないからだ! と考えるのは大間違いです・・・ ...
中村勇太
脱力・・・よく言われることですが、それが具体的にどういう動きや形に現れるのかを知らなければいけません。 例えば、寝る時に手をじゃんけんのパーにするでしょうか? じゃんけんのパー状態だと、指の...
中村勇太
ヴァイオリンを「持つ」、弓を「持つ」。 よく耳にする表現です。 確かに、見た姿は「持っている」と言えます。 しかし、持っている本人が「持っている」感覚かと言えば、正確な言葉とは思えないです。 ...
中村勇太
音程が合わない! レッスンでも高く!低く!と指摘される。 こんなに練習しているのに、命中率が上がらない... 一度は誰もが経験します。 ここをなんとなく、乗り越えられる人はラッキーです。なん...
中村勇太
言葉だけで、動きや形を説明するのはとても難しいことです。 数学や物理の基礎がある人には、細かい指定をすることで伝わる気もしますが(汗) そこで、図や写真や、最近だと動画がつきますが、その結果...
中村勇太
バイオリンを楽しむヒント〜空間図形が大事Vol.3「楽器の持ち上げ方」
ヴァイオリンの初歩で、低い減を弾く時に特に注意を受けがちなのが「左肘の位置」です。肘を入れて!と口酸っぱく言われる人も多いと思います。しかし、大事なことは「なぜ肘を入れる必要があるのか」を理解するこ...
中村勇太
ヴァイオリンでは、単音の弾き方を習った後に2重音や和音の弾き方を習います。 多くの場合、3本の弦で弾く和音であれば、低い側の弦2本→真ん中は変わらず、高い側の弦2本、のように習うことが多いと思い...
中村勇太
最近、全くの初めてというレッスンがあったので改めて整理したいと思いました。 ヴァイオリンでいわゆる良い音を出す、正しい発音をするためには、目的の弦だけを弓の毛で、掴み、離すという動作が必要です。...
中村勇太
たまにポジション移動したくないと言う子がいます。 もちろんポジション移動しなくて良い時もあります。ポジション移動しなくても様式が体現できる曲もあります。 しかし、同じ音程でも、全く違って聴こ...
中村勇太
ヴァイオリンやヴィオラは、首と楽器が接触するためにどうしても擦れて跡がつきやすいです。 必要以上に力を入れていなくても、長い時間あたったり離れたりを繰り返すとどうしても多少赤くはなります。 ...
中村勇太