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二人のジャズ・ギターリスト、エミリー・レムラーとジョン・スコフィールド

Apr 17, 2019

ジャズ(ギター)ファンのみなさん、生徒さん、こんにちは。今日は二人の伝説的ジャズギターリストを紹介します。

エミリー・レムラー(Emily Remler)はアメリカのニュージャージー出身。フォーク、ロック、とギタリストが歩む道を歩んでいましたが、ボストンのバークリー音楽院への進学をきっかけにジャズに目覚めました。卒業後、地元でジャズギターリストとして活動していたところを、ハーブ・エリス(Herb Ellis)に認められ、デビューアルバムを録音、「ギター界の新たなスーパースター」と呼ばれました。

残念ながら、彼女は若くしてなくなってしまいましたが、その、本人による「私は可愛いユダヤ人の女の子に見えるかもしれないけど、中身は50歳のどっしりとした黒人男性です。」というコメントにふさわしい演奏は、当時ののジャズミュージシャンやジャズファンの心に深く刻まれました。

ジョン・スコフィールド(John Scofield)は同じくバークリー音楽院で学びましたが、彼を世界的に有名にしたのは伝説のジャズ・トランペッター、マイルス・デイビス(Miles Davis)のバンドに参加したことでした。以来、そのユニークなサウンドと音使い、そしてあの膝をくねくねさせながら弾く姿は彼のトレードマークになりました。

マイルスバンド以降は、その遺伝子を受け継ぎジャズ・フュージョン界を牽引するギターリストとして、パット・メセニー(Pat Metheny)やマイク・スターン(Mike Stern)とともにジャズ・ギターの新時代を築きました。

このビデオはそんな二人がギター・バトルを展開している貴重な映像です。ハーモニーやフレージングによる二人の「会話」は一聴の価値ありです。エミリーが面白いフレーズを弾けば、ジョンはコード・ワークでそれに答えます。エミリーがそれに笑顔を返すところも見逃せません。また、ジョンはエミリーのアプローチを継承しながら自分のソロを弾き始めますが、次第に自分の世界を構築していきます。その展開は見事と言うしかありません。

それでは、そんな個性の強い二人が一つの音楽シーンを作り上げる様子をお聴きください。

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