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Cafetalk Tutor's Column

中村勇太 講師的專欄

梅雨です!

2019年6月9日

雨が多くなってきましたね。
「湿気はヴァイオリンの大敵です!」と雑誌や楽器店でもよく見聞きしますよね?

でも具体的に何が起こるか知っている人は少ないかもしれません。

ヴァイオリンは表板、裏板、側板などいくつくかの木でできています。ペグもそうですね。
木は湿気を吸うとどうなるでしょうか?膨らみます。

ペグの穴は小さくなり、ペグは太くなります。回りにくくなります。

ボディ自体もそれぞれの木が伸び縮みして歪みます。それが蓄積するとネックの角度が下がります。
ネックの角度が下がると弦高が高くなります。駒の高さを下げないと弾きにくく、ひどければ腱鞘炎になります。
もっといえば、駒を下げつづけてしまうと、弓がボディを擦ってしまいます。 

ネックが下がると、体や楽器が傷むばかりでなく、楽器にかかる弦の重さがが変わるので振動、つまり音色や倍音が全然違うものになってしまいます。

ネックのリセットや継ぎネックというのは...ちょっと値が張る修理です。 時間もかかります。

これから秋のカラッとした天気までケースの中には乾燥剤を!
片付けるときには指版や顎あて、弓の手元の汗を綺麗に!
たまにはケースの中を空っぽにして、ドライヤーとブラシで埃を取り除きましょう。

 痛い目にあいますよ!(←体験談です苦笑)

專欄文章僅代表作者個人觀點,不代表咖啡滔客的立場。

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