厚労省の発表によると、
国民年金の保険料の支払い免除や猶予を受けた人は
614万人で全体の42%を占めていることがわかりました。
免除って意味わかっていますか?
国民年金は10年以上払っていないともらえません。
免除になった場合、
払っていなくても、払った期間としてカウントされますが、
実際にもらえる年金は、払った保険料に基づいて計算されます。
つまり、免除されて保険料を払わなければ、
その分年金額は少なくなるということです。
本当にお金がなくて払えないなら致し方ないのですが、
もしかして、知らなくて、
免除なら・・・と払っていない人もいるのではないでしょうか。
・・・というのも、
私が会社を辞めて、厚生年金から国民年金に切り替える際、
こちらから何も言っていないのに、
「免除もできますよ」と区役所の係の人に言われました。
「保険料払っちゃいけないんですか?」と言いたくなるくらい、
結構しつこく言われました。
「でも、もらえる年金少なくなるんですよね?」
と何度も聞いても、それでも「えぇ、でも免除できますよ」と言ってきました。
もし、それがあちこちで起こっていたら、
安易に「免除」を選んでいる人もいるのではないかと思うのです。
係の人の免除の勧め方、
もう少し何とかならないかなぁと思っているのですが。。。
え!それじゃあ、免除になってたぶん、保険料払いたい!
という場合は、追納制度というのがありますので、
年金機構のサイトとか、年金事務所に聞いてみてください。