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Cafetalk Tutor's Column

Koyuki 講師のコラム

英語4技能評価・TOEIC撤退によって「英検」が軸になる流れか!?

2019年7月4日

こんにちは。Koyukiです。
 
 
「4技能時代の英語評価 − TOEIC撤退によって「英検」が軸になる流れか!?」という以下の記事が面白かったので共有いたします。以下、この記事からの一部抜粋の情報です。
 
 
☆以下一部引用☆
 
2020大学入試改革の大きな柱である英語4技能評価。「英検」等の4技能テストの結果が国公立大学の出願資格として用いられるケースも出てきますので、事前に準備を進めておく必要があります。
 
☆どのようなテストがあるのか
 
2018年3月に文科省が認定した4技能テストは次の通りです。
 
ケンブリッジ英検
実用英語技能検定(いわゆる英検)
GTEC
IELTS
TEAP(PBT)
TEAP(CBT)
TOEFL iBT
TOEIC L&R/TOEIC S&W
 
その後、2019年7月2日に「TOEIC」が撤退を表明するなど、まだまだ動きがあるかもしれず、受験生の方だけでなく、そのサポートをする保護者様にとっても不安いっぱいな状況だと思います。

☆どのテストを受ければよいのか
 
各テストの目的や内容が異なりますので、テストとの相性も重要だと思います。しかしながら、現実的観点からすれば「お金」と「対策のしやすさ」の2つが基準となり、次に述べる通り、「英検」が軸になると思われます。その上で、個々の受験生が相性等を考慮して「他のテストを活用するかどうか」を決める流れが一般化すると予測されます。
 
「お金」
 
受検料は各テストによってずいぶんと違います。
 
一部のAO入試のような特別な英語力をアピールする場面でない限り、「TOEFL iBT(235ドル)」や「IELTS(25,380円)」などの高額な受検料が「事実上、受験料に追加される」ことに負担感を覚える人も少なくないと思います。
 
この意味で、「英検」や「GTEC」はまだ受けやすいのではないでしょうか。
 
英検2級(6,500円、CBTは7,500円)
英検準2級(5,900円、CBTは6,900円)
GTEC(CBT 9,900円)
 
※ 金額は改定される可能性があります
 
☆「対策のしやすさ」
 
市販教材の種類が多く、そして受検経験者のアドバイスが手に入りやすいテストのほうが受験生にとっては都合がよいのではないでしょうか。
 
この意味で、受検者数の多い「英検」と「TOEIC」の2つが利用しやすいのですが、先ほども触れた通り、「TOEIC」が撤退しましたので、「お金」の面も含めると「英検」が軸になるのではないでしょうか。
 
☆4技能テストの利用パターン
 
入試に4技能テストを用いるとしてもその利用方法にはいくつかのパターンがあります。
 
出願資格とする
出願資格とするが学校の証明書でもよい
テストの成績によって加点する
 
他にも、「不要」あるいは「実質的に不要」の大学もあり、志望大学の方針を確認しておく必要があります。大学の方針にもいろいろあるということをお伝えするために、近畿圏の国公立大学を列挙します。
 
近畿圏の国公立大学の対応
 
(注)2019年6月30日に実施した「大学入試改革 - 英語4技能と新センター試験」のセミナーのために調べた内容です。変更等もあるかもしれませんので、確実な情報が必要な方は各自で調べて欲しいと思います。
 
出願資格とする
 
大阪大学(A2)
神戸大学(A2)
滋賀大学(A2)
滋賀県立大学(A1)
滋賀医科大学(A1)
和歌山県立医科大学(A2)
 
出願資格とするが学校の証明書でもよい
 
京都大学(A2)
京都府立医科大学(A2)
大阪府立大学(A2)
大阪市立大学(A2)
奈良県立医科大学(A2)
兵庫県立大学(基本的にはA2以上、国際商経営学部グローバルビジネスコースはB1以上、工学部および理工学部は不要)
当面の間はCEFRのA2が鍵?
 
大学名の後の「A2」や「A1」はCEFRのレベルです。
 
CEFRとは内容等の異なるさまざまな4技能テストの評価ガイドラインで、A1とA2が「基礎段階の言語使用者」レベル、B1とB2が「自立した言語使用者」レベル、C1とC2が「熟練した言語使用者」レベルとなります。A1→A2→B1→B2→C1→C2とレベルが上がっていきます。
 
 現時点における「英検」各級合格のCEFR評価は次の通りです。
 
3級:A1
準2級:A2
2級:B1
準1級:B2
1級:C1
 
先ほど紹介した【近畿圏の国公立大学の対応】を見てみますと、「A2が鍵になっている」と言えるでしょう。高校卒業程度の英語力が英検2級(B1)と言われていますので、それよりも低いA2であれば特別に気にする必要がないように感じるかもしれません。しかしながら、以下の観点は無視できないところです。
 
 
そもそも高卒資格をもっている人がすべて英検2級や準2級に合格できるのか
 
英検2級というのも簡単ではなく、「高校範囲までの英語についてどれくらい習熟しているのか」は個人差が大きいです。得意科目・不得意科目は人によってさまざまでしょうし、「他科目で英語の失点をカバーする」という戦略を前提に動いている人からすれば、「英検2級」はもちろん、「英検準2級」というのも低くないハードルではないでしょうか。
 
☆引用終わり☆
 
私の英語のレッスンは英検の5級~1級を用意しております。
おかげさまで、例えば、3級から始めて私とずっと、どんどん上級に進まれている生徒さんも多いです。
最終的には、1級までサポートできますので、大学入試のみならず、英検の勉強を始めてみようかなとお考えの方はぜひ経験と実績のあるレッスンを試してみませんか。英語が苦手な方から得意な方まで指導経験豊富です。上の記事はA2が鍵とありますが、もちろん、英検準2級以上を持っていると非常に有利ですよね。
 
※長年の経験上、50分のレッスンが通常の英検レッスンとしては最適だと感じております。
ですので少しポイント数が高めになっておりますが、その分、生徒様の合格率が高いのが特徴です。
 
ご質問のある方、お気軽にメッセージください。(*^-^*)
 
☆私の生徒様の合格実績(オンラインレッスンでの実績)☆
2019.7.4現在
 
英検
 
英語検定1級  2名
英語検定準1級 2名
英語検定2級  4名
英語検定準2級 4名
英語検定3級  2名
英語検定5級  2名
 
(過去通算にすると英語検定5・4・3級は50名以上の小・中学生の合格実績があります)
 
 
Koyuki
 
 

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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