先日、高齢者の相談に行ってきました。
当日担当した方の中には80歳を超える方もいました。
本人は、「もう歳で、いっぺんにいろんなことできないし、
物忘れがひどいし」なんておっしゃってるんですけど、
見た目からしてそんな風には見えないし、
こちらの説明もきちんと理解されているし。
よくよく聞いたら、今もお仕事を持たれているとのことでした。
洋裁のお仕事をしていて、
金額的には大きくないかもしれないけれど、
納期を考えながら仕事をしなければいけないし、
届けに行かなければいけないし。
それらは老後を健康に過ごす要素になっていると思いました。
そして、お客さんとやり取りをしているせいか、
明るいし、コミュニケーション上手だし。
ひとり暮らしとおっしゃっていたけれど、
寂しい感じはなかったし、
困った時にも相談できる人がいろいろいる感じでした。
仕事というと、フルタイムというイメージもありますが、
そうではなくて、お小遣い稼ぎ程度でも、
あるいは、ボランティアでも
自分で責任を持ってやることとか、
社会と繋がりを持っていることって
本当に大事だなと思いました。
それは、歳を取ってからではなく、
若くても同様だと思います。
専業主婦になっていった同級生たちは
ときどきフェイスブックなどでやり取りしていても
え?と思うことがあります。
全然世の中のことに対して関心がなかったり、
思いやりのない言葉を言っていたり。
ファミレスで、たむろして旦那さんの悪口言っているような
集団とか、別世界の人だと思っていたのですが、
自分の同級生も、社会と繋がっていないと
そんな風になっていくのかなと感じます。
お金があろうがなかろうが、
時間がたくさんあろうがなかろうが、
やっぱり仕事は何かしらやり続けた方がいいと思います。