私は、失敗の連続でした。つまり、世間でいうエリートではなく、子供時代から失敗ばかりして大人になった人間です。「そこは、危ない」「気をつけて」と言われ育つ過程で、転んでけがをする。「大丈夫」と進むが、やはり、危険な場所だった。そんな子供時代、皆さんにもありませんか? よく父親から「失敗は、成功の元」と言われました。「次、気をつけて」と添えられた。
完璧な人間はいない。人は、転んでは起き上がり、また歩き出す。その中で、振り返り、反省する。人の優しさ、ぬくもり、自分の無力に悲嘆したり、繰り返す中、人間として大切な心を育ててもらった気がします。
雑草のように、踏まれては起き上がる。そんな強い人間になりたいと思い過ごしていました。