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Cafetalk Tutor's Column

Macha 講師のコラム

ひどいホームシック&カルチャーショック :(

今週のテーマ: 留学中の生徒さんに一言アドバイス!

2019年11月18日

留学先、スペインのマラガにて

皆さんこんにちは!大好きな音楽グループは、Jonas BrothersのMachaです。
カフェトークでは主にスペイン語、英語そして日本語を教えています。

今週のテーマは留学中の皆様へ一言メッセージということで…
私は、「誰しもカルチャーショックに陥る!」ということを申し上げたいと思います。

今はもうスペインに住んで2年余りなので慣れてしまいましたが、学生時代のスペインへの5か月間の留学中は私も相当なカルチャーショックを受け、ホームシックにもなりました。

私も大学のゼミで学んだことですが、留学期間中には「段階」が存在します。
最初、留学がスタートしてから数週間はハネムーン期と呼ばれ、目新しいものに心躍ります。
ただ、徐々に自分の文化とのギャップに気づき、落ち込んでしまったりホームシックになることもあります。
その後は回復していきますが…

特に私の場合は、そのころ色々と心配だったことが多く、留学のストレスと重なり、過呼吸まで出てしまっていました。
過呼吸の発作はひどく、真夜中にルームメイトを起こしてタクシーで病院に行ったことも。(当時は何人かでアパートの一室をシェアしていました。)

今は全く過呼吸は出ませんが、あの頃はほんの少し何かが起こるとすぐに息苦しくなっていたので、相当神経質だったと思います。

原因は留学により環境が変わったことだと思いますが、特に親元を離れて自分で全てをやらなければならなくなったこと(戸締りなど)、心から頼れる人が周りに居なかったこと、語学の問題、この滞在中に色んな経験をしたい等の焦りなどがあったからだと思います。

今では私はスペインと日本の文化の違いを理解できますが、初めての環境だとどうしても「なぜ?」とあらゆる事に疑問が湧いてきます。
例えば、「なぜ日曜に店がどこも開いていないのか」、「なぜこんなに食事時間が遅いのか(スペインではお昼は15時、夕食は21時からです)」、「なぜ店員は無愛想なのか」などなど…

最初は気にならないのですが、これが溜まってストレスを感じるようになるとこれはカルチャーショックだと思います。
カルチャーショックは、自信のアイデンティティが壊されてしまう危機を感じる事です。
つまり、今まで日本で生活をしてきて当たり前だったことが海外では通用しなく、アイデンティティが確立されない状態になるので不安を感じるのですね。

もし、この記事を読んでいる方でカルチャーショックを受けたり、ホームシックになっている方がいたら、それはごく普通のことなので、あまり思い悩まないでくださいね。
海外に実際に行かれて、言語やその他多くのことを学びたい!と思っている方には良く起こることだと思います。
もしこれ以上無理であれば、帰ってしまうことも手だと思います。私も結局は最後までいられましたが、留学中は帰国も考えていました。

体調管理には気を付けて、しっかり休養も取りながら、マイペースに留学生活を送っていただけたらと思います :)

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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