最近、生徒さんから毎日のように嬉しいお知らせをいただいております。
知らされている合格の結果だけでも英検準1級、英検3級、そして帰国子女枠の中学受験の面接合格。
面接対策を受けて下さった方々から喜びの声をいただき私自身もとても嬉しいです。
今回は帰国子女枠の中学受験の面接に合格した小学3,4年生の頃から英語を指導させていただいているHさんから学んだことについてシェアしたいと思います。
3回、Hさんの帰国子女枠の中学受験の面接を指導しました。
そしてHさんとはこれまで英検2級の合格を一緒に勝ち取りました。
今はインターナショナルスクールで使っている英語の教科書の語彙、読解を一緒に勉強しています。
面接指導に当たって、Hさんは改めて4年間海外のインターナショナルスクールで学んできて、本当にネイティブのように発音がきれいで、今では論理的に堂々と英語でも日本語でもバランスよく意見が言えるようになったと改めてその成長に気づかされました。
そんな彼女に面接の質問の一環として「学校生活で乗り越えたことは何か」と聞いてみると、
「4年前初めてインターナショナルスクールに入った時は全然英語がわからなかったです。本当に不安な毎日でした。でもわからない言葉が出て来る度に全部、先生や友達に聞きまくりました。そうするとみんなとても親切に教えてくれて、だんだん話していることがわかるようになってきました。そんな大変な日々が1年ぐらい続いて、やっと少しずつ話せるようになりました。今では一日のほとんどを英語で話しているので、逆に日本語を忘れないように漢字を覚えたり日本の文章を読んでいます。」
これを聞いて、改めて外国に行ったり、インターナショナルスクールに入っただけで自動的に話せるようになるものではなく、帰国子女の子供さんは子供さんなりに非常に苦労されての今があるんだなと感心しました。
英語の勉強は日本でもある程度の所まで上達可能です。でも私なんか特に語学に関して、大人になるとわからないものがたくさん出て来ると質問しすぎていると嫌がられるかもしれないだとか、こんなことも知らないと思われるかもしれないとか余計なことを色々思ってしまい、自分でこっそり調べたり、Hさんのように素直に質問することはできていないなと感じました。Hさんはそこで生活するために必死に恥を恐れずインプットしまくった時期があっての今なんだなと改めてその努力に拍手したくなりました。
また留学や海外生活の一年目は非常にワクワクする最初の数か月を超えると極度に辛い時期が必ず来るものですが、そんな時期も幼いHさんも必死に質問して語彙を吸収する大変な時期と同時に乗り越えてきたんだなとしみじみしました。
留学中の皆さんへのアドバイスというお題で、私からはアドバイスがないですが、Hさんの例などを見ていると恥を捨ててどんどん周りの人と交流し、生きた語学を吸収していくのが上達への近道かなと感じています。
私も教えながらたくさんいい刺激を受けました。
Hさんの保護者様から嬉しいご感想をいただきました。
Hさんのお兄さんも英検2級の時から、一緒に勉強してきて、見事中学生で英検1級一次に高得点で合格されています。
これからも英検や面接の指導を通して生徒さんの夢をかなえるお手伝いができたらと思います。
Koyuki
※12月のレッスン枠オープン中