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【ブログ】海外不動産節税ができなくなるかも。。。

Nov 29, 2019

節税対策として海外不動産はいかがですか?

という売込みに遭った方もいるかもしれません。

 

どういうことかというと、

不動産には「減価償却」という方法があります。

 

日本の木造不動産は耐用年数が22年ですが、

築22年を超えた不動産は、4年で償却してもいい

というルールがあります。

例えば、4,000万円の不動産を買ったら

4年間、1,000万円ずつ償却できるということです。

これは、日本の場合はOKなのです。

木造はそれくらいの年数で老朽化して、

不動産の価値が下がるし、維持費がかかるからです。

 

でも、海外の場合は事情が違います。

長期間保有していても不動産の価値はそれほど下がらず、

4年で償却する必要はありません。

4年で償却すると、家賃収入よりも多く、見かけ上は赤字になります。

それを給与など他の収入から引いて、総合課税を低くすることができるのです。

 

これが節税の流れです。

 

これは違法でも何でもないのですが、

ここに税制改革が入るかもしれないという話が出てきたようです。

 

まだ来年になってみないとわからないようですが、

節税目的で海外不動産を買おうとしている人は

注意してくださいね。

 

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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