2019年も残りわずか。
寒暖差がある日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
昨日2019年12月21日の日経新聞によると、
2020年から様々な税制改正(変更)があるとのことです。
その中の1つが「私的年金」づくりに利用されるNISAや
確定拠出年金に関する内容でした。
「私的年金」とは、ここでは自分で準備する老後のための資金ということになります。
確定拠出年金は「企業型」と「個人型」がありますが、
「個人型」がiDeCoになります。
変更のポイントとしては、
⭐️NISAの見直し(各種NISAの積立・投資期限の延長、今後新NISAの創設予定)
⭐️確定拠出年金の加入期間の延長(個人型iDeCoは65歳まで、企業型は70歳まで)
ということでした。
上記様々に条件があったり、実際にどうなるかは今後のニュースに注目ですが、
いずれにしても今年の「老後2000万円問題」で注目されたように、
平均値で見ると公的年金だけで老後の生活を支えることが難しいと考えられています。
国としては税制面で私的年金づくりを支援する姿勢を明確にしていますので、
私たちはそれをぜひ利用したいものです。
正直、この記事のその他の変更点は増税に関するものであり、
今後どうなっていくのかとちょっとブルーになりました。
私たちに出来ることとしては、少しでもお得な制度を利用していくことでしょうか。
尚、NISAやiDeCoは将来の資金作りに有効な手段ではありますが、
あくまで「投資」になりますので、確実にお金を増やすことができるとは限りません。
これらの制度を利用する前に、まずはお金の流れを把握し、家計を黒字化し
貯金ができる体制を作ってからご検討すべきでしょう。
なにかお困りのことがありましたら、ぜひレッスンでご相談くださいね。
残り少ない2019年をお元気にお過ごしください。