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Cafetalk Tutor's Column

Lisa.K 講師のコラム

ハロッズ (Harrods) の ヴィトン(VUITTON) で目撃した面白いお話

2011年12月29日

ロンドンに行ったとき ハロッズで面白いことがありました。

ヴィトンの売り場での出来事です。

年齢は定かではありません でも 多分60代くらいの上品なご婦人でした。

長年にわたりヴィトンを愛用していらっしゃるらしく 古いヴィトンをお持ちになっておられ 買い換えたいとおっしゃているのが 隣から聞こえてきました。
はじめは別になにも思っていなかったのですが 隣のバッグ売り場の販売員が 「それは使いにくいから こちらがいいです」と言っているのが聞こえたのです。

で わたし エッ なに?? と思わずダンボの耳 ちらちら横目づかいで様子をみていました。

すると そのご婦人 その頃日本でも流行っていた六角形のバッグが欲しいらしく 販売員の後ろに飾ってあるそのバッグを見せてほしいと繰り返されました。


バッグ売り場に陣取っているその販売員。
やおら 別のバッグを出して こちらの方がジッパーがこのように開くから使い易いとしきりに説明しているのです。

わたし ア然 ボー然 Σ(・ω・ノ)ノ しんじられな~い!!!! 

でも さすがに歳を重ねているだけあってその方も引きませんでした。

「とりあえず見せて欲しい」。。。。。そりゃ 当然でしょう と思いました。
 
するとその販売員 乱暴に(わたしにはそう見えました)そのバッグをおろして彼女の前に置き ジッパーをジャーっとあけ  「ほらね これ見た目より入らないんですよ」

・・・・・・・・・(・・;)

なんなんだ この売り方は 日本では考えられません。
が しかし販売員は正しかった 販売員が薦めたものは 確かに六角形より使い易そうでした。

大分押し問答が続いていました。

ず~~っと見ていたかったのですが 丁度わたしの買ったもののラッピングが終わり販売員の人が渡しにきました。

で あまりじっと見ているのも失礼なので帰りましたが フランスの売り方も面白かったけど イギリスもなかなかだぁ と思った次第です 。
 
Lisa.K 
 
* この記事は Lisa.K のブログ ’もう頑張らないばばぁ’の覚書 より一部を変えて転載したものです。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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