「ゴシゴシゴシ」
擦ると黒いカスを出しながら文字を消していく。
授業中細長くなったカスをくっつけて遊んでいた。
まとまるくんなんて出た日にはもうビックリ!
「こんな消しゴムがあるんだ!」って、
ワクワクした。
どんどんまとまっていく消しカスをくっつけて大きくしていく。
どれだけ大きなものが出来るか勝負なんかもしていた。
さらに消しポンなんて遊びが流行っていたこともある。
ペンの後ろで消しゴムをつき、
相手の消しゴムにぶつけ、
テーブルに落としたら勝ちという単純なゲームだった。
消しゴムは学校で出来る
いい遊び道具になっていた。
子供の頃は目の前にあるものが
全て遊び道具になっていく。
消しゴムは、
間違えた字などを消すのが本来の役割だと思うけども、
私は一度も使い切った事がない。
意外と長持ちし、
小さくなると、
どこかに忘れてしまい、
新しいものを買ってもらう。
そういうサイクルだった。
まぁそもそも
そんなに勉強していないんだけどさ。
今の子供も消しゴムで遊ぶのかな?
もし消しゴムで遊んでなかったとしたら、
消しゴムはいい遊び道具になることを教えてあげたいな。