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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Uta-Tomo 's Column

フィンランドはヘビメタ王国

Jul 5, 2020


皆様こんにちは!

梅雨の鬱陶しい日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。
熊本の球磨川流域では大雨で甚大な被害となってしまいました・・・心よりお見舞い申し上げます。

フィンランドはまだ建国して100年ちょっとの若い国ですが、それまではロシアやスウェーデンに統治されており、自国の文化が育たなかったという歴史的背景があります。フィンランド建国の気運が高まっていた頃、作曲家シベリウスは自国の自然や、カレワラという伝承叙事詩を題材にした多くの作品を発表し、国民の心を一つにしました。そのため現在でもなお、偉大な国民的作曲家として知られています。第二の国歌と呼ばれている、「フィンランディア賛歌」を皆様もご存知かと思います。フィンランド人はこの曲に接すると、本当に胸を熱くするのです。日本人には経験しえない感情だといつも思います。

そんなわけでフィンランドの音楽=シベリウスという認識のある一方で、実はフィンランド=ヘビーメタル大人気の国でもあります。本当にサウナ、ムーミン、オーロラ、サンタさん、と特徴が多々あれど、ヘビメタは外せないキーワードです。

その中で特筆すべきは、「シンフォニックヘヴィーメタル」のジャンルです。これは、「ヴォーカルがオペラティックである」ということになります。重低音のバンドの音楽に対して、高音のボリュームある声は楽器の音に埋もれてしまうことなく、当然相性がいいと言えます。世界観の広がる、壮大な演出が見込めます。
1990年代から活動するNightwishはその最も代表的で古参のバンドです。1999年にTarja Turnenのヴォーカル
で発表されたSleeping sunはスローでメロディック。ヘビメタファンでなくても、非常に聴いていて心地よい音楽です。今回YouTubeにUPしてみました。

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それではまたお会いしましょう!
Uta-Tomoでした。


This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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