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Cafetalk Tutor's Column

中村勇太 講師のコラム

何度でもさらいましょう!

2020年8月10日








  1. 浚う 
    教えられた事を、あとで繰り返し練習する。復習する。
 
世の中には、たくさんの教材、たくさんの曲があります。それらの大切な要素をコツコツと、バランスをとりながら音楽のこと、楽器のことを教わっていくのがレッスン、お稽古。
 
特にヴァイオリンの場合、左手も、右手もテクニックの種類が多いです。一通りのことを知って、使いこなしていく、思った通りに音を扱うまでには結構な辛抱が必要でしょう。
 
ついつい、より華やかで、より派手なものをアピールしたくなるのも、もっともなことかも知れません。
 
でも、周りを見てみましょう。フルートの人はひたすら音色、アンブシュワの探究をしています。
ピアノの人は小さいときから、バッハのインベンションやベートーヴェンのソナタに触れます。
 
ヴァイオリンの人は...アレンジや移調された教材曲を先生の合格が出るまで繰り返す人が多いのではないでしょうか?
 
教本により、頭の回路の作り方も、手についての考え方も順序や幹が少しずつ異なりますが、少しずつ大事なことを身につけていくのは同じです。
 
さて...みなさんは一回合格をもらった曲をその後弾いていますか?
 
前の曲のときは知らなかった楽譜の読み方、呼吸の仕方、指の置き方...と一緒に、以前取り組んだ曲に向き合ってみませんか?
 
何が言いたいかというと、これをしていないと「いざ名曲に取り組むぞ!」という時にイントネーションや音色の問題が大きな壁となるんです。
 
壁は必ずあります。
多くの場合、立ちはだかる壁は「自分が等閑、そしてお座なりにしてきたこと」の積滞物。
 
もちろん壁を向こうへ押し続けるために名曲から学ぶことも多いのです。
でも、できることならば、壁は低く、薄く、小さくして楽器を話すように扱って音を出し、演奏を通して音楽を楽しめたらな、と思います。
 
僕も今日は一日休みにして、ずぅーーっと前に習った曲をさらい直しました。
当時の先生のお手本にどれくらい近づけたのか、別の発見はあるのか、この楽章だけに半日かけてしまいました...最後、録画した頃にはどんどん硬くなっていきましたが...

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