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Cafetalk Tutor's Column

nozzy 講師のコラム

英語を学ぶ上で最も大切なこと3つとは

2020年8月15日

こんにちは、英会話講師のNozzyです。

今回は英語に限らずですが、多言語を学ぶ上で最も大切なことをお話します。


それはずばり

目標を明らかにすること、
自分の好きなこと、得意なことをベースにすること、
7:3を意識すること

です。


まずは目標を明らかにすることから見ていきましょう。

あなたが英語を学びたい理由は何ですか?

仕事で必要だから?映画を日本語字幕なしで観たいから?海外旅行に行きたいから?試験があるから?

理由は人それぞれだと思いますが、まずはもう一度考えてみてください。
なぜ英語を学びたいのか。
そうすれば今の自分に必要なこと、足りないことが見えてきます。
そして目標を設定することで自分によりプレッシャーをかけるとともにモチベーションも上がってくるはずです。

私はスペイン語を独学で勉強していますが、いつまでにどのくらいの会話ができるようになりたい、という目標を設定しています。その目標に到達するため、やるべきタスクも変えています。
例えば、最初は文法と基本単語に力を入れていましたが、ある程度のレベル、時間がたってからは口語的な単語やフレーズの勉強、ラテン人ユーチューバーなどのリアルな会話メインのリスニング時間を増やしました。これは、私の目標が日常会話のため、教科書に出てくるような単語やフレーズは試験目的でない限りあまり意味がないからです。もちろんなかなか覚えられないときなどにモチベーションが下がるときもありますが、来年自分がラテンの友人の会話に難なく入っていけることを想像して頑張っています。


そして、
自分の好きなこと、得意なことをベースにすること。

言語は1日や2日、ましてや数か月や1年でマスターできるものではありません。
もちろん、試験に受かるための言語学習や、第二か国語同士で会話するのであれば可能ではありますが、ネイティブとの会話目的の言語習得はそう簡単ではありませんよね。実際に海外に住んだり、外国人と生活をするのであればより早く習得できますが、日本に住んでいて仕事や学校に忙しければなおさら、なかなかすぐにネイティブと話せるようになるには難しいです。

そのため、大切になってくるのが持続力です。
1レベル上げるのにかかる時間に対して、勉強をなおざりにして1レベル下がるのにはそう時間はかかりません。難しい単語を1つ覚えるのにも時間がかかりますよね。それに対して、覚えたはずの単語を忘れるときは一瞬ですよね。

だからこそ好きなことや得意なことで英語を学びましょう。
楽しく英語を勉強できるだけでなく、自分の学びたい、知りたい情報も得られて一石二鳥。
例えば、ファッションが好きなら、海外版VOGUEのネット記事を読んだり、モデルなどにスポットを当てたYouTubeを観たり。サッカーが好きなら、海外の試合中継をネットで観たり、Soccer tip and tricksなどと検索すればサッカーのコツなどが書かれたサイトがわんさか出てきます。
まずは自分の好きなことをインターネットやYouTube、TED talkやSNSなどで英語検索してみてください。無料の勉強教材は広がっていますよ。

最後に、7:3を意識すること。
どんな勉強法であれ、インプットとアウトプットの比率は7:3が一番おすすめです。
インプットの時間に勉強時間のうち70%を、そして必ずアウトプットの時間も30%は作ってください。
アウトプットが多すぎると新しい知識があまり入らず、同じレベルでとどまってしまいます。
逆にアウトプットの時間があまりにも少ない、もしくは0の場合、せっかくインプットの時間で学んだことが定着しません。言葉の多くは、みたり聞いたりした後、実際に自分がその言葉を使えるようになったとき、自分のものとなります。聞いているだけでは、決して使えるようにはなりません。

そしてレベルが上がれば上がるほど、このアウトプットの比率は上げていくとよいです。7:3から6:4へ、次第にはアウトプットをインプットよりも多くしていくことで実践力がついてきます。

アウトプットを自分で行うのが難しいときは、ぜひこのカフェトークを利用してください。たくさんアウトプットし、英語をモノにしていってください。
私のフリートークのレッスンでは、好きなことや身の回りのことについて、楽しくお話しながら、レベルに合わせて使える表現などを伝授しています。ぜひご興味のある方はレッスン、プロフィールをチェックしてみてください。

Nozzy

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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