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Cafetalk Tutor's Column

Rie_Takayama 講師的專欄

グローバルに好かれる人~Ⅲ:Yes /Noをはっきり・・・ではなく?!

2020年8月29日

こんばんは☆

グローバルに好かれる人シリーズ第3弾です!

よく、日本人は意思表示が曖昧と言われることがあるようですが、ここで問題なのは曖昧であることそのものではなくて、「自分がどうしたいのかがわからない(または伝えられない)」ことにあると私は思っています。

なぜなら、曖昧であること自体は、他の国でも当然許されるし、たとえば以前カナダ人の友人に、カナダにはアメリカのように白黒はっきりさせる文化はない、と言われたことがあります。

たくさんのバックグラウンドをもつ移民を受け入れているという点では米国と同じでも、カナダの場合はそれぞれのルーツを重んじながら、許容しながら受け入れているので、当然そこには「良い・悪い」や「好き・嫌い」の基準は多様性があるわけで、アメリカ的なものを良しとして「アメリカナイズ」させていく移民受け入れのあり方とは異なるのだと言っていたことがあります。

実際カナダの人って結構曖昧さを普通に持っていたりすると思います!

なので、他の国も含めて、「曖昧であること」、今の時点はグレーであるということ自体はよくあることで、その場合はそのように表明すればいいわけです。

よく、英語でYes / Noを尋ねられた時に返す回答として、" Hummmmm....actually, it's Yes AND No" というようなものがありますね。Yesでもあるし、NOでもある、どっちとも言えるよ、という状況。

ぜんぜんOKです、それ自体は。

ただ、はっきりしないことで混乱を及ぼすとしたら、そのような曖昧な感じであることすら認識していなくて、YesともNoとも言わない、または、本当はNoなんだけどYesとなんとなく言ってしまう(またはその逆)ような状況なのではないでしょうか。

日本では相手が気を悪くしないように、相手を慮(おもんぱか)って自分の回答を濁すという文化がありますが、これが結構世界的には「????」となることが多いように思います。

気を遣ったつもりが伝わっていない、ということが起きるわけです。

例:

外国人の友達A:今度日本に行くんだけど、東京に寄ったときはあなたの家に泊めてもらえる?

日本人B:(え・・・・・なんかめんどくさそうと思いつつ)い、いいよ(汗)うち狭いんだけど、あと昼間は仕事してるからいないし・・・・(と、暗に相手に遠慮してもらう方向に気づかせたい)。最近忙しくて夜も遅いし。。。

A: ぜんっぜん大丈夫!私も昼間は観光してるしほとんどいないから!夜一緒にゴハン食べたり、寝させてくれればOK♡

B: オッケー・・・・(どうしよ・・・・気が重いな・・・・)

これBは私の友達で実際に起きたことなのですが、このような展開になり、Aがいる2週間くらいの間ずーーーーっとストレスだったようで・・・(笑)文句言ってました。

ちなみに週末はAの観光につきあったり、結構いろいろやってあげていたので、Aは大・大満足で帰国し、帰国後にお礼のギフトやらお手紙やら送られてきて大変感謝されていました。

まー、結果的に良かったのでGoodだったのですが、これについては泊めるのが難しい場合ははっきりそう伝えても問題はなかったのではと私は思います。そしてその分別のところで出来ることをしてあげれば、それでも同じような結果になったように思います。

彼女が2週間ぶつぶつ文句を言いながら愚痴っていたことは、フランス人のAには伝わっておらず、そしてもちろんすべて心からそうしたくて受け入れてくれていると心底信じている風でしたので、だからこそ感謝の気持ちも大きかったのでしょう。

さて、みなさんはこのような状況で自分の本当の気持ちをしっかり伝えられるでしょうか?
伝え方はどうであれ、まずは自分はどうしたいのかを知ること。
ここが最も大切なのだと私は思います。

曖昧ならそれをそのまま正直に伝えます。
ちなみに、結構外国人(アメリカ人かな?)ぽく振る舞う人に多いのが、NO!!!!とやたらとハッキリしすぎる応答。。。。個人的には、曖昧な感じとか、または同じNOでもやんわりと説明を加えながら伝える方が誠意があって好感がもてるように思います。

なので、YES / NOをやたらとハッキリして相手を一蹴すること自体にはそれほどコミュニケーション的に価値があるとは私は思っていません(あくまでも友人間の場合。しつこい異性からのお誘いや勧誘は違いますよ!)。

コミュニケーションは勝ち負けではないので^^;

そして、行動に移すときは「仕方なく」とか「我慢して」ではなく、心からそうしたいのだというように気持ちをもっていく。たとえはじめは気が乗らなかったとしても。

なぜなら、特に友人間での関係においては、我慢して親切であることよりも、正直な自分で向き合えること、が大切だと思うからです☆

素敵な週末を~☆彡

專欄文章僅代表作者個人觀點,不代表咖啡滔客的立場。

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