「年収別ちょうどいい保険のかけ方」
という内容の記事を見かけたのですが、
保険のかけ方を年収に合わせるなんて
とんでもない話です!
保険は、自分に必要な保障額に合わせるのです。
世間の平均がこうだからとか、関係ありません。
もし病気になった時、どれくらいのお金が必要か
それに対して公的保障(高額療養費とか)、
会社の福利厚生、自分の貯金などを使っても
足りないなと思う部分を医療保険で賄うのです。
もし自分が死んだとき、遺された家族が生活していくために、
遺族年金、死亡退職金、貯金などでは
足りないと感じる金額を死亡保険で賄うのです。
人によっては、たくさん貯金があるとか、
会社の福利厚生がしっかりしているとかで、
必ずしも保険が必要ではありません。
にもかかわらず、
年収に合わせていたら、必要ではない保険にまで入ってしまうことになります。
そんなところにかけるお金があるのであれば、
きちんと貯蓄や資産運用に回す方が賢明です。
ときどき、保険の相談は誰にしたらいいのかと聞かれますが、
「みんなこれくらいかけているから」という人は怪しいです。
「あなたにとって必要なのは」と言ってくれる人は大丈夫だと思います。