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Cafetalk Tutor's Column

Spiritual Counselor Keiko 講師的專欄

公園セラピーは放課後子どもたち「心」スクール

2020年9月14日

公園セラピーは放課後子どもたち「心」スクール

 

 学校は勉強を中心に学ぶスクール。そして「公園セラピー」と名付けられた放課後の子どもたちの楽しい居場所は、心や人間関係を中心に学ぶスクール。

 お客さんBさん(40代・女性・主婦)のすてきな、勇気ある取り組み「公園セラピー」の出来事をご紹介します。

 

Bさん宅の「寺子屋」放課後「学習」セラピー

 

Bさんは子どもが大好きなお母さん。Bさんにも2人の子どもがいます。放課後、近所の子どもたちはBさんの家へ集合。幼稚園から中学生までの子どもたちが、勉強したり、折り紙や、プラ板、絵本を楽しみます。現代版「寺子屋」のようなので、「寺子屋Bさん」と私が名前を付けていました。でもコロナウィルスで活動がストップ。

 

Bさんの近くの公園で「公園セラピー」が始まる

 

 Bさんの日課と目標にしていることは、「毎日公園に行くこと。」公園セラピーと名付けられたBさんの活動は、みんなで花の苗を植える、公園を掃除する、季節行事をする、勉強をする、いっしょに遊ぶという活動を定期的に行いながら、子どもたちの「心の居場所」を作り出している素敵な活動です。学校から帰っても「心の居場所」が見つけられなくて落ち着かない子どもたちもやってきます。雨の日は「公園セラピー」はお休み。中には「明日も晴れますように!」と願っている子どももいると聞いています。

 

  1. 公園セラピーの「光」

 

Bさんから嬉しいメールをいただきました。

 「少しずつライフワークになりつつある公園セラピー、少しずつ成果が出てきた気がします。不安感の強いTくんは夏休み前から学校に行けなくなっていたのです。でも夏休みの間、ずっと公園で過ごしてくれました。そしてTくんのママからこんなメールが届きました。

『「学校へいくときも公園のママ(Bさんのこと)が付き添ってくれるから、安心できる。ママだけじゃなくて、他の人が僕を心配してくれているって思うとほっとする。」Tがスクールカウンセラーさんへお話した内容です。Tは、あんなに外へ出るのを嫌がってたのに公園から始まって今ではいろいろなところへ出かけることができるようになりました。』スクールカウンセラーにTくんが私の話をしてくれたようで、嬉しかったです。

 

そして本当に時々ですが、幼児期から公園メンバーでもある自閉症のMくん(3年生)の学校付き添いもしています。どのようなときに癇癪が起こるのか、手が出るのか、パニックになったらどうなるのかなど、実際に経験する機会を持つことができました。なかなか経験できることではないので、何か意味があることだと受け止めていますし、学びの場だと感じています。
 友達や教務主任の先生からも「このご時世にこんなことしてくれる人がいるなんて」とか「大変だね」と言われるのですが、わたし自身は、ちっとも大変とは感じていなくて、自分でも不思議です。コロナで世の中が大きく変わり、寺子屋がやりづらくなり、困ったなと思いましたが、そのおかげで、公園セラピーの形ができたのかもしれません。

 

  1. 生きがいはすぐ近くにあるーあとは行動するだけ!

 

 Bさんの活動は「生きがい・役割・使命」と言ってもいいと思います。「主婦だから」「子育て中だから」こんな言葉で「使命や役割」を遠ざけているのなら、Bさんの生き方を参考にしてください。学校とは違う「公園」という、もうひとつの「心の学校」を持つことで、子どもたちの毎日はバランスがよくなります。「学校だけがすべてでなくてもいいんだと。」いう気持ちを、親子で共有できたら、生きることが風通しよくなるかもしれません。

 

 Bさんはカウンセリングにいらしたとき、「生きがいや役割」を探していました。子どもが大好きというBさんのお話を聞きながら、私は「寺子屋Bさん」の活動を提案しました。そして「公園セラピー」はBさんがみずから始めた新しい活動です。こうやってひとつ行動すると、次は自分から判断して行動ができるようになります。これがスピリチュアルな生き方であり、スピリチュアルなパワーです。

 

  1. 公園セラピーの影

 

「公園セラピー「は、家の近くの公園に、子どもたちといっしょに花の苗を植えることから始まりました。しかし、植えた花の苗は、夜中にすべて抜かれるということが何回もあり、Bさんから相談を受けたことがあります。こうした新しい行動は、心ない人によって邪魔されたり、妨害された

りすることがよくあります。「植える抜かれる」のいたちごっこのような時間が半年ぐらい続いたと思います。やがてBさんの活動は土木事務所に認められ、花の苗を購入する資金が提供されるようになったと聞いています。

 公園を「放課後のセラピー場所」として、親である私たち一人一人が自覚と意識を持つことで、「形」が生まれてきます。そしてそれを手助けするママ友たちが登場してくるのです。

 

  1. 放課後子どもたち「心」スクール

アフターコロナの風の中で、「学校」という巨大な組織について立ちどま

り、考え直すタイミングが来ています。明治以降形作られた、日本の「学校」という仕組みが「少しずつ機能しなくなっている。」ことは、多くの人が気づいていることです。「誰かが学校を新しくしてくれるだろう。」という他力からは何も生まれせん。Bさんのように「安心できる、なんでも話せる子どもたちの居場所」の模索から、小さな1歩が始まっていくと思います。

 

 時野は公立の小学校で5年間、私立の高校で5年間の10年間を「学校」という教育現場で過ごしました。教員だった私が覚えていることは、「1人1人にあわせた応対をしたい。」という切実な思いでした。40人の子どもを相手にすれば、かならず「おいてきぼり」になる子どもがいます。そして「もっと自由に学びたいのに」と思うその教科の得意な子どもがいます。「11人とじっくり向きあいたい。」という気づき、これが私のカウンセラーとしての原点だったように思います。

 -次回は公園セラピーの影2をご紹介したいと思います。

 

Maria Blue Healing 時野慶子

http://mariabluehealing.jp/

今日ご紹介した「生きがい・使命・役割」は「スピリチュアルライフコーチング」というカウンセリングがふさわしいです。また家族についてご相談されたい方は「家族カウンセリング」をお勧めします。

カウンセリングページ

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photo Keiko Tokino©

 

專欄文章僅代表作者個人觀點,不代表咖啡滔客的立場。

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