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Cafetalk Tutor's Column

Abemomo 講師のコラム

【ブログ】貯蓄は年収に合わせるのではありません

2020年9月19日

時々見かけるのですが、

 

貯金は、年収の何倍しておきましょうとか、

毎月お給料の何%しましょうとか。

 

違いますよ!

 

まず、いくら貯めなければいけないか知ることが先です。

そして、それらは「支出」をもとに計算します。

なぜなら、

 

貯金の主な目的は、

*いざという時の生活費

*教育費や住宅ローンなど大きな出費用

*老後資金

*人生を楽しむため

 

だからです。

 

例えば、老後資金を例にとってみましょう。

 

老後資金は、毎月の生活費をもとに、

老後(65歳~100歳だったら35年間)生活するのに必要な金額を計算し、

収入(年金、退職金、相続金、保険の満期金、など)で足りない分が

貯金しておく必要がある金額です。

 

いくら貯めなければいけないかは人によって違います。

国民年金の人は、厚生年金の人より貯金が必要でしょう。

退職金や相続金がたくさんもらえる人は、もしかしたら貯金が必要ないかもしれません。

 

教育費とか、住宅費用も同様にどれくらいかかるか計算し、

それらすべてを合わせて、

では、今、毎月いくら貯金していかなければいけないのかを

計算するわけです。

 

シングルライフの人は教育費は必要ありません。

 

だから、何歳だからこれくらい貯金とか、

お給料の何%なんていう、一辺倒な数字が出るはずもなく、

人によって必要な貯金額は全く違います。

 

きちんとお客さんごとにキャッシュフロー表を引いて、

相談に乗っているFPであれば、もちろんそんなことは知っていますし、

 

一般の方々が普通に考えても、

貯金額って、人によって違うよねって感じていると思います。

 

だからこそ、どれくらい貯金したらいいのか計算の手助けをするために

FPがいるのです。

 

自分はどれくらい貯金が必要か、

計算がわからないなと思ったら、

いつでもFPに相談してください。

 

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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