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Cafetalk Tutor's Column

Sakai 講師のコラム

生きた日本語 *イタイ*

2020年9月20日

 

こんにちは。 日本語講師のSakaiです。

 イタイ
「昨日から、おなかが痛くて・・」その「イタイ」じゃありません。
イタイ」は「はたから見ていて『もし自分だったら恥ずかしくて耐えられない状況にいる人』」を表す言葉です。
年齢に不相応な格好をしている人、
アニメの美少女キャラをあしらったTシャツを着ている人、
少年マンガに出てくるようなクサイせりふをなんの恥ずかしげもなくいってしまう人、
このような人に対して「イタイ人」という風に使います。
 (私の感覚です)

  ・前のカノジョがめちゃくちゃイタイ人でさ……。
  ・40代でそのバッグはイタイかな。     
  ・ 
あの芸能人、人気ないし、ぶっちゃけイタイっていうか……。

「痛い」は、若者言葉ではありませんが、「おなかが痛い」「傷口が痛い」のほかに、
  ・会社で大きな損失が生まれたときに「この損失は痛い
  ・答えに困る質問をされたときにも「痛いところを突かれた
などの使い方もあります。

教科書では勉強しない、生きた日本語。
今までは、若者言葉をお伝えしてきましたが、
これからは、多くの日本人が使っているけど、教科書で勉強しないことばを
紹介(しょうかい)しようと思っています。 
興味(きょうみ)がある方は、私のフリートークのレッスンで、
もっといろいろな「生きた日本語」について話しましょう。 

            https://cafetalk.com/tutor/profile/?id=226276&lang=ja

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「イタイ」
「きのうから、おなかが いたくて・・」その「イタイ」じゃありません。

「イタイ」は「はたから みていて『もしじぶんだったら
はずずかしくて たえられない じょうきょうに いる ひと』」
を あらわす ことばです。
ねんれいに ふそうおうな かっこうを しているひと、
アニメの びしょうじょキャラを あしらったTシャツを きているひと、
しょうねんマンガに でてくるような クサイせりふを なんの はうずかしげもなく いってしまうひと、
このような ひとに たいして「イタイひと」と いうふうに つかいます。
 (わたしの かんかくです) 
  ・まえの カノジョが めちゃくちゃ イタイひとでさ……。
  ・40だいで そのバッグは イタイかな。
  ・あの げいのうじん、にんきないし、ぶっちゃけイタイっていうか……。
「いたい」は、わかものことばでは ありませんが、「おなかがいたい」「きずぐちがいたい」のほかにも
  ・かいしゃで おおきな そんしつが うまれたときに「この そんしつは いたい」
  ・こたえに こまる しつもんを されたときにも「いたいところを つかれた」
などの つかいかたも あります。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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