どちらも遺された人たちのために書くのですが、
遺言書というのは法的効力を持ちます。
だから、書く内容も限定されます。
自分の財産をだれに残すか、
というのがほとんどです。
これに対して、エンディングノートは
法的効力を持つわけではなく、
書く内容も自由です。
例えば、最近はネット銀行を使うことが多くなりましたが、
IDとかパスワードはどこかに書いておかないと
誰も開けられません。
そういう、遺された人たちが困らないための情報は
すべて書いておいた方がいいと思います。
これは、自分が亡くなった時に限らず、
入院したとか、ちょっといない時にも
代わりに手続きしてほしいという時もあると思います。
ですから、エンディングノートは
亡くなる時を意識することなく、
今すぐにでも書いておいた方がいいと思います。