おかしな記事を読みました。
フリーランスになったら、
健保から国保に変わるので、
大病に備えてがん保険に入りましょう
という内容の記事でした。
国保には、傷病手当金がないなど、
健保にはある保障がなかったりします。
一部の大企業の場合は付加給付金もありますが、
それも国保はありません。
でも、がんという病気の治療に対して、
健保と国保で何か負担の差があるのかと言えば、
何もありません。
それを理由にがん保険を勧めるのはおかしな話です。
がん保険というのは、
がんにならなければ何の役にも立たないのです。
では、傷病手当金に該当するような、就業不能保険なのかというと、
今回のコロナの件のように、
コロナの治療のために仕事ができないのであれば、
この保険の対象になりますが、
感染していなくても仕事を自粛してほしいと言われた場合は、
保険の対象外です。
こんな時、一番役に立つのは現金です。
現金はオールマイティです。
仕事の運転資金でも、
子どもの教育費でも、なんにでも使えます。
いざという時のために!といって保険に入るよりは、
現金をしっかり貯金しておいた方がよほど役に立ちます。
保険入った方がいいかな?
と思ったときは、
保険なんて要らないという専門家の意見をしっかり聞いてからにしましょう。