日本って、何でもできなきゃいけない信仰がすごいと思うのです。
先日、先輩女史がこんなことを言っていました。
「私はやりたくないことはなるべくやらずに
人にお願いする。得意でないことをやるということは、
自分でやった方が結局高くついてしまうから。
お願いしたぶん自分は得意な仕事に専念できるから
生産性は上がるし、自由時間もできる」
この考え方は賛成なのですが、
日本は、学校でも、会社でも
何でも人並みにできなければいけない
という信仰がありますよね。
苦手なことまでみんなやるから、
結局生産性が上がらない。
そうすると、できる人は
「自分でやった方が早い」と考えるようになり、
ますます何でも自分でやってしまうようになる。
そして、お互いに得意なことをやる文化じゃないので、
お互いにできないところに目を向けて
足を引っ張り合ったりもする。
すべてができる人なんているんでしょうか。
そんな、すべてをやらなければいけないと思っているから、
お金も時間も無くなるんです。
本当に、みんなが得意なことをそれぞれやれば
いいと思うんですけどね。
そうすると、お互い自信があるから、
いいアイディア出し合えるんですよね。