虹って何の虫?
2020年10月29日
いつもコラムを見て下さっている方、ありがとうございます。
生徒さんを集めるためにコラムを書き始めたのですが、いつの間にか
コラムを書くことが楽しくなって日課になりつつあります。
ところで、虹を分解すると、「虫」+「工」となりますが、
虹はいったい何の虫なのでしょうか???
実は、「虫」はもともと「蛇」の象形だったんです。
中国では、大蛇が点に上って龍になると考えられていて
虹は龍の一種と考えられていたのですね。
「虫」(蛇) + 「工」(つらぬく) = 「虹」(天空をつらぬく大蛇)
となったのです。
では、今日は「虫へん」を見ていきましょう。
蟻(あり)
義は「戈」は刃物を表し、ぎざぎざとした触角をもっている虫
蚊(か)
「文」から、ぶーんと鳴く虫
蚕(かいこ)
「天」の虫=天の神が生んだ虫 素敵ですね…。
蛙(かえる)
「圭」は三角の意から、三角の形をした虫
また、蛙は生まれた池に必ず「帰る」ことから「かえる」になったようです。
お守りにもよく使われているのは、そういうことなのですね。
蛍=螢(ほたる)
火を灯す虫 蛍って本当にきれいですよね。
最後に、「虻蜂取らず」の意味は分かりますか?
クモが巣にかかった「虻(あぶ)」と「(蜂はち)」の両方を同時に捕えようとして
どちらも逃がしたことから、「二兎を追う者は一兎をも得ず」と同じ意味の
ことわざとなりました。
今日は清々しい天気ですね。
今度虹を見たときは龍を想像してみて下さい。^^
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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。