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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di chura

人生をつまらなくしているもの

Dec 10, 2020

最近サッカーをやっていても面白くない。
走れない、ボールの扱いが上手くいかない、パスが来ない。
 
 
 
チームのやりたいサッカーに合わせて今日も体に鞭を打って走り出す。
 
 
 
走って、走って、やっとパスが来てもスタミナ切れでまともにプレーが出来ず、
 
ミスをして聞こえないはずのチームメイトのため息がきこえる。
 
 
 
 
「だったら練習したらいいんじゃない?」
 
 
 
 
人は簡単にそういうけど、
仕事と子育てに時間を費やしていて自分には練習に時間を費やす時間はそんなにない。
 
 
 
 
最近特に言い訳が多くなってきた気がする。
 
 
 
「もう潮時かな…」
 
 
 
ガチのサッカーは辞めて、週に一回のエンジョイサッカーを楽しんでもいいんじゃないか?
 
 
 
それかサッカーをこのまま引退してもいいんじゃないか?
 
 
 
 
気持ちは今年でサッカーを辞める方向へ少しづつ傾いていく。
 
 
 
 
そんな気持ちのまま週末の大会が始まった。
人数がいなくて、スタメンで試合に出場するも、どうもチームの歯車に乗れていない。
 
 
今回はフルで試合に出場する可能性が高いのと、背中と腰の痛みから体をセーブしながら試合に挑んでいた。
 
 
 
 
相変わらずミスは多いものの、
いつもより必死にならず、
呼吸を整えられていて、
冷静に物事が見えていた。
 
 
 
 
ハーフタイム。
 
 
監督がいないうちのチームは一部の人達の意見を言い合う形でミーティングが始まる。
 
 
ミーティングが終わり、与えられた指示を頭で整理しながら後半戦に挑むべく、グラウンドに向かっていたら一人のチームメイトに話掛けられた。
 
 
「○○さんの良いところはさ、体を張ってキープして時間を作る事だよね?最近それがなくない??」
 
 
その時にハッとした。
 
 
 
 
ここ最近はチームのやり方に合わせてDFの裏に走る事を意識していた。
それがチームの為になるし、自分が試合に出る為に必要な事だと思って必死に走っていた。
 
 
 
 
内心気づいていた。
 
 
 
そのやり方が自分の特徴を消していて、
苦しくて楽しくないサッカーを自分に強要していた事を。
 
 
 
 
気づいていたけど辞められなかった。
 
周りはどんどん裏に走る事を求めてくるし、その要望に応える事に必死だったから。
 
そして何よりも自分はひとりぼっちで味方がいないと思い込んでいた。
 
 
 
 
でも違った。
見てくれている人はいた。
いつもはおちゃらけているけどちゃんと見てくれていた。
 
 
 
それが嬉しかった。
 
 
 
 
そのお陰で後半は気持ちに余裕が出来て久しぶりに楽しくサッカーをする事が出来た。
 
 
 
 
相変わらずミスは多いけども、これからは自分の良さ=自分のやりたいプレーを全面的に出していこうと思う。
 
 
 
 
まだやれると思うし、やりたいと思っている自分がいる。
 
その気持ちがあるうちはサッカーを続けていこうと思う。
 
 

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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