皆さんは、自分や家族のキャッシュフロー表を作ったことがありますか?知らない・・・という方もいるでしょうし、作ってどうなるの?という方もいるでしょう。
しかし、せっかくあるものはうまく活用すればいいのです。うまくいった人、いかなかった人、どう活用すればいいのかお伝えします。
事例1.A男さん:ライフプランでプロポーズ成功
A男さんは、プロポーズしてもなかなかOKがもらえず、ライフプランを何パターンか作りました。給料がこうだった場合、子どもがこうだった場合、など。そして、どんなことがあっても自分と一緒になれば食いっぱぐれないことを証明し、見事ゴールインしました。
事例2.B子さん:子供をいつ産もうか悩む・・
B子さんは、子どもを何歳おきに産むのがいいのか迷ってライフプランを作りました。お子さんの教育費はかなりのウェイトを占めますし、入学が重なるとその負担もかなりになります。しっかりとライフプランを組むのはとてもいいことです。
しかし、一方で子供を産むってそんな計画に沿ってでいいんだろうかと悩んでいます。そして、この予定通りにいかなかったらどうしようとも悩んでいます。
2人の違いは、ライフプランを「シュミレーション」として活用したか、「人生計画書」として縛られたか、の違いです。
数字は物事の判断基準としてとてもわかりやすいものです。ですから、今の状態を続けていくと将来どうなるのかを予測するのにとても有効です。
しかし、これはあくまで予測であって、あなたの人生そのものではありません。
まずは、なりたい自分、歩みたい自分の人生があって、現状とギャップがあるかどうかを測るために使うのがキャッシュフロー表です。ギャップがあるのであれば、それをどう埋めていくのか、
それを相談するのがファイナンシャルプランナーです。
上の例で行くと、子どもがほしいから産む。産んで家計が苦しくなったら、家族が協力して乗り切る。そのために予測としてキャッシュフロー表を作ってみる。それが本来の姿ではないかと思うのです。
どうぞ、うまくキャッシュフロー表を活用して素敵な人生送ってください。
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