いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
今週のタイトル「お正月に必ずやること」ですが、
私の場合は百人一首です。
小学生の頃にお正月に親戚が集まると百人一首をしていたのが
きっかけですが、今では、かるた部に所属している娘と
毎年一対一の競技かるたをしています。
中学生の時に学校で行われた百人一首大会に向けて90枚ほど
覚えたので、今でも上の句を読んだらすぐに下の句がでてきますが、
年々記憶力(どこにあったか)と反射神経と集中力?が衰え、
後半戦になると娘に負けてしまいます…。
ちなみに、なぜか「ちはやふる」で有名になった句の
「からくれないに」のかるたは必ず娘の自陣にいってしまい、
私がとることはないのですが…。
「千早ぶる 神代もきかず 竜田川 からくれないに 水くくるとは」
神代の昔でさえも聞いたことがない。
こんなに竜田川が真っ赤な紅色に水を絞り染めにしているとは、
という意味です。
竜田川は紅葉の名所なんですね。
在原業平は実際に真っ赤な紅葉でいっぱいの川を見た
のではなく、描かれている絵を見て詠んだらしいのです。
こんなに素敵な和歌を詠んでいたので、きっと
モテたでしょうね…。