「おひとり様が病気やけがで働けなくなって
収入が減っても、生活費や医療費はかかるから
医療保険に入りましょう」
などという文章を見かけましたが、
それは、おひとり様だろうが、
家族持ちだろうが、同じことです。
そして、
医療保険は医療費の負担を保障するためのものであって、
収入減を保障するものではありません。
入院が長期にわたるとか、
退院したものの復帰できないとかで
収入減になることはあっても
それは、医療保険では太刀打ちできません。
きちんと貯金をしておいた方が効果的です。
一般的に、
おひとり様の方が(特に女子は)
家族持ちよりも貯金をしっかりしているので、
家族持ちよりも保険に入る必要がないくらいです。
むしろ、おひとり様が心配しなければいけないのは、
入院で2週間程度家を空けるときになった時、
何をしておかなければいけないか考えておくことです。
出張の多い人なら普段からやっているかもしれません。
2週間分の着替えや洗面道具ちゃんと用意しなきゃ、
家賃払い忘れないように、
新聞止めなきゃ、などなど。
そういったことは、保険では解決できませんので、
いざという時どうしようか、あらかじめ考えておいた方がいいと思います。