いよいよ韓国のお正月が近づいて参りました!!
今年の韓国のお正月は・・・
【2021年2月12日(金)】です。
旧暦1月1日の旧正月のことを韓国語で「설날(ソルラル)」(*発音:설랄)と言います。
추석(秋夕)とともに2大名節にあげられます
ちなみに、韓国では新暦の1月1日もお祝いしますが、祝日は1月1日だけです。12月31日まで普通に働きますし、1月2日になったら通常業務が始まります。韓国では新暦が採用されていますが年中行事などでは旧暦が重要視されているのです。
今年の韓国のお正月休みは「2月11日~2月14日」が連休となる人が多いです。
※参考:韓国の年間カレンダー
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https://www.konest.com/contents/calendar.html?year=2021
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「설날」を「설(ソル)」と略したり、「구정(クジョン)」と言うこともあります。
今年は世界的なコロナウイルス感染症-19(COVID-19)の感染拡大で、いつもとは違うソルラルを迎えざるを得ない状況です。
私も今年はステイホームで迎えるソルラルとなりますが、このコロナ禍を乗り越えその次のソルラルでは家族と楽しく過ごせることを願いつつ、例年行われる韓国のソルラルの様子についてご紹介したいと思います^^
※今年2021年のソルラルは、コロナウイルス感染症-19(COVID-19)感染拡大防止のためソーシャルディスタンスの確保及び不要不急の外出をしないよう求められている関係で、さまざまな面で例年のソルラルと異なることが予想されますのでご承知おきください。
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1.準備:贈り物や料理の準備に奔走する韓国人
韓国の人々はソルラルがはじまる数日前から忙しくなります。それはなぜかというと、ソルラルの時に家族で食べる料理を真心こめて準備したり、両親や知人、親戚に渡す贈物を準備しなければならないからです。
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2.韓国の旧正月の過ごし方
#『できる韓国語・初級Ⅱ』第14課(P.96本文)参照
① 「설빔(ソルビム)」
ソルラルの朝はすこし早めに起きて、ソルラルを迎えるために新調した服「설빔(ソルビム)」で身支度をすることから始まります。
韓服は日本の着物のように正装ではなく、昔の人が着ていたもの、いわゆる民族衣装です。昔は新しい服、韓服を準備して気持ち新たに新年を迎えていたようですが、最近はあまりそういう風習は見かけなくなってきているとの事。しかし、新婚夫婦などの場合は新年には韓服を着て、挨拶まわりをするのがまだまだ多いそう。
ソルラルの日には祖先を祀る儀式・茶礼「차례(チャレ)」をまず行います。
茶礼は祭壇に20種類以上の食べ物をお供えし、先祖の霊を迎え入れる儀式です。
かなり大変な儀式ですが、最近では茶礼に必要なもの一式を宅配で届けてくれるサービスあります。また、簡略化した茶礼をしたり茶礼を行わない家庭も徐々に増えています。
~=韓国のお正月:설날【ソルラル】②=につづく…~