みなさん、こんばんは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

みなさん、以下の難しい漢字、いくつ読めますか？
顰蹙
賄賂
贔屓
齷齪
躊躇

これらの漢字は普段あまり使われない漢字なので、
１つも読めなくても大丈夫です。

でも、覚え方はあります。
「頻」＝「しわが寄る」+「卑」＝「小さい」、「蹙」＝「顔をしかめる」なので、
「顰蹙」＝「ひんしゅく」で「まゆをひそめること」です。
「頻」＝「ひん」と読みます。
「顰蹙を買う」の形でよく使っていますよね…。

「賄賂」と「贔屓」ですが、どちらも分解すると、「貝」が多いですね？
「貝」は「お金」を意味します。
「賄賂」＝「わいろ」＝「違法な金品」のことですね。
「賂」は「路」に似ているので、「ろ」と読みます。

「贔屓」＝「ひいき」で、元は「財貨を多く抱える」ことから、
「たくさんの仕事をあげる」という意味につながりました。

「齷齪」＝「あくせく」で、どちらも左が「歯」なので、「歯と歯の間が狭いこと」
から、「心の狭いさま」を表します。
「齷」は「握力」の「握」に似ているので、「あく」と読みます。

「躊躇」＝「ちゅうちょ」はどちらも左が「足」なので、「思い悩んで足踏みする」
の意味です。「躊」は「範疇」の「疇」に似ているので、「ちゅう」と読み、
「躇」は「著名人」の「著」から「ちょ」と読めますね。

では、「御御御付」は何と読むでしょうか？
答えは「おみおつけ」です。
汁ものを「つけ」とし、丁寧に「御付」となり、さらに丁寧にしたら、
「御御御付」となったそうです。

最後に、これは読めますか？
「魑魅魍魎」

「未」は「み」、網は「もう」、「両」は「りょう」から、「ちみもうりょう」と
読みますが、読めなくても、なんとなく「鬼」ばかりなので、想像できますね。
「さまざまな妖怪や化け物」のことです。

どうですか？　少しは漢字に興味をもってもらえたら幸いです。
漢字はイメージでざっくりと覚えましょう！
漢字を楽しく学んでもらえたらなぁと新しいレッスン作成中です♪