「ハリウッドスターになって、多くの人に夢を与える。」
若い頃役者をやっていた時そんな夢を抱いていた。
色々な事にチャレンジした。
目標は常に高く向上心もあった。
そして、よく挫折していた。
気がつけば歳だけを取り、
何も達成していない自分に嫌気が差し、
失敗するのが怖くなり、
いつしか目標や目的を立てなくなった。。
いや、目標がなかったわけではない。
立てる目標は常に達成するのが目に見えているもの。
そして、失敗しても何とも思わない目標だけを持って生活していく。
過去の自分がみたら
「なんてつまらない人生なんだ!」
って突っ込まれるだろう。
そうかもしれない…
でもね、発見もあったんだ。
『過去の自分は何で失敗ばかりしたと思う?』
「いや、失敗してないよ。目標が変わっただけ。」
過去の自分はそう言い訳して聞く耳を持たないだろう。
だから、
ここに書いておくね。
凄く単純だけど、
地に足がついてなかったんだ。
大きな夢や目標を持つのは良い。
人生より充実させるには必要だと私は思う。
でも、そこに向かっていく為に適切な行動をしていなかった。
大きくでっかい夢や目標は一種の麻薬のように思える。
夢を語っている時、想像している時、ものすごくワクワクする。
しかし、ひとたび現実に戻ると理想と現実とのギャップに苦しむ。
目標が高ければ高いほどその反動は大きい。
スケールがでかくて、思い切った行動が出来る人は良い。
でも多くの人はそうではないんだ。
道筋を立てて、コツコツとやりながら地図を描いて行く。
そういった地道な努力が必要なんだ。
そして地道な努力をしていると思わない所から救いの手が伸びてくる事がある。
時にはこれまで自分がやって来たことが無駄な努力だったんじゃないかと思うような奇跡のような事が起きる。
例えばマッチングアプリで出会いを探していたのに、知人の紹介で知り合って結婚したりね。
どこからチャンスが訪れるかは誰にもわからない。
だから少しでもいいから夢や目標に向かって行動し続けることが大切なんだ。
大きな夢や目標を持ち、地に足をつけて行動する。そして、一番大事な事は心に愛を持つこと。
その事についてはまた次の機会にしよう。