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Cafetalk Tutor's Column

Kanna.K 講師のコラム

せっかくなので私の大好きなバレエ音楽を紹介します!

今週のテーマ: あなたにとって思い出の音楽

2021年3月17日




皆様こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
先週もまたたくさんの生徒様とレッスンをさせて頂きました♪
ありがとうございます!

それぞれ上達が見えて私もとても嬉しく、生徒様から活力を頂いております!
今週も頑張りましょう :)



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今週の講師コラムテーマは『あなたにとって思い出の音楽』

せっかくなので、私の大好きなバレエ音楽を紹介します!

たくさんあるので選ぶのが大変でした。
チャイコフスキーの『眠りの森の美女』の二幕や、『くるみ割り人形』の雪の場面。
エロルド作曲の『ラ・フィユ・マルガルデ』にも美しく軽快な曲が多く、魅力的。
また、ジャンルは大きく変わってハチャトゥリアン作曲の『スパルタクス』の壮大で力強い音楽にも惹かれます。

ですが、今回ぱっと浮かんだ音楽、プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』について今日は書きたいと思います。
実は私、『ロミオとジュリエット』は子供の頃はどっちかっていうと嫌いなバレエでした。
長い、音楽が難しいと、子どもの私には退屈に感じましたが、今は最も好きなバレエと言ってもいいくらい!

ビデオはロシアのピアニスト、エフゲニー・キッシンによる『ロミオとジュリエット』の演奏です。
オーケストラ版で聞くのももちろん素晴らしいのですが、ピアノ版で聞くとどれだけ豊かな音色でこの音楽が構成されているか、わかりやすいのではないかと思いました。

『ロミオとジュリエット』と言えば!の曲はビデオの6:08から。
ソフトバンクのCMで使われた、あの曲です。

このバレエは大好きなバレエなんですが、ちょっとほろ苦い思い出のあるバレエでもあります。
ロシアの劇場時代、レパートリーに『ロミオとジュリエット』がありましたが、振付がネオクラシックとかモダン寄りで、覚えるのにとっても苦労しました笑

コンビネーションや振付を覚えるのが苦手という生徒さんいらっしゃると思うのですが、声を大にして言いたい。
大丈夫、私も苦手です!笑

↓こんなセルフィーしか無かったのですが、『ロミオとジュリエット』の村人の舞台メイク。



舞台メイクというよりはフェイスペインティングですね笑
髪はヘアスタイリストさんがやってくれていましたが、メイクは自分たちでやっていました。


↓こちらは私の親友。『ロミオとジュリエット』の道化役です。


こちらもすごいメイクと、すごい衣装です笑
インパクト大!!



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作曲家プロコフィエフは他にもバレエ音楽を遺しています。
『シンデレラ』や『石の花』など。

どちらも私が勤めていたロシアの劇場のレパートリーで、私も踊らせてもらいました。
↓こちらは『石の花』より宝石。


ごちゃごちゃした楽屋と相まって何だか情報量がすごい写真ですが笑

『石の花』は巨匠グリゴロービッチの振付作品で、スタイルが独特。
手の形も他のバレエではなかなかしないようなポジションを習得しないといけませんでした。

『石の花』や、先述した『スパルタクス』はソビエトバレエを代表する作品です。
言ってしまえば、ロシア以外ではあまり上演されていない作品でもあります。
『スパルタクス』のパ・ド・ドゥシーンなんかはもしかしたら、ガラコンサートなどで見れることもあるかも。

私は『スパルタクス』は踊ったことはないのですが、ロシア時代に『石の花』を踊れたのはとても良い経験でした。

また、『石の花』はヨーロッパツアーに持って行った作品でもあるので、思い出深いです。



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最後に、「バレエは芸術である」ということについて書いてみます。

クラシックバレエは決まり事が多く、すらっとスリムで脚の長い人がバレエ界では好まれ、体が柔らかくないと、たくさんピルエットが回れないと、高くジャンプが跳べないと、とたくさんのことを望まれる業界です。

今はSNSのおかげで、世界中の素晴らしいダンサーたちがぐっと身近になりました。
私が子どもだった頃より美しいものにより簡単に触れられるようになった一方、「ああ、私と同じ年の子がこんなに上手に踊っている」など、プレッシャーも大きくなったのではないかと思います。

グランパデシャで200度足が開くのなんて当たり前、5回転ピルエットを難なくこなしてしまうダンサーがインターネットには溢れています。
私もこんな風になりたい、こんな脚が欲しいと何度思ったことか、、、

でも、作品をよりよく解釈しようとすること、美しい音楽を感じること、表現すること、それは誰にでも平等に与えられた機会。
また裏を返せば、ダンサーなら、芸術家なら誰もが一生懸命向き合わないといけないことです。

バレエのテクニックの部分だけを見たいなら、ダンサーがたくさん存在する意味はありません。
私が踊る意味というのをより深く考えていかないといけないな、と踊り手の一人として私も考えます。

音楽と絡めて話すと、私はバレエ音楽を聴くとどうしてもその振付が頭に浮かんでしまって想像力が働かないのですが、バレエ音楽ではないクラシック音楽を聴くのも大好きです。
既存の物に囚われない自由を感じます。

ここに、おすすめのクラシック音楽を残しておきます。


・ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 作品96, B.179 『アメリカ』
・チャイコフスキー 序曲『1812年』
・ラフマニノフ ピアノ協奏曲ピアノ協奏曲第2番


Kanna.K

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