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Cafetalk Tutor's Column

Yukiko.T 講師的專欄

1+1

2021年4月3日

韓国に旅行されたことのある方なら、一度は大型スーパーにお立ち寄りになったことでしょう。バラマキ土産を買うために^^;お菓子にお茶、海苔、化粧品等々、お手軽価格でまとめ買いできて重宝しますよね!ところで、そんな大型スーパーで、日本ではあまり見慣れない光景にお気付きになりましたでしょうか。同じ商品が2個テープでぐるぐる巻きにされている、異様な姿に……。このような売り方は、韓国式英語で「원플러스원[ウォンプルロスウォン](ワンプラスワン)」といいます。つまり、「1+1」です。1個買ったらおまけでもう1個付いてくるというわけです。韓国人はワンプラスワンが大好きなようです。私なんかは、同じ商品を2個くれるぐらいなら1個を値引きしてくれたらいいのにな……派なのですが。たまに「1+1+オマケ(タッパーやら何やら)」を見かけることもあり、その巨大なかたまりには驚愕してしまいます。
  さてさて、韓国ではなぜワンプラスワン商法が一般的なのかというミステリーをひも解いてみると、伝統文化にまでたどり着きます。韓国では、大昔から「おまけ」の風習が深く根付いていたんだそう。市場でミカンを一山買ったら、おばちゃんが2個余計に袋に入れてくれる的な商売の仕方だったんですね。韓国人らしい人情を感じます。
  ところで、皆さんは韓国でお買い物をする際に値切ったことはありますか。前述のように、ディスカウントよりはおまけがやや幅を利かせている雰囲気ではあるものの、「깎아 주세요[カカジュセヨ](まけてください)」という韓国語だけは知っているという方も多いですよね。日本人客の連発する「깎아 주세요[カカジュセヨ]」の嵐に、うんざりしているという声も多く聞かれますがね~^^;私はひどく小心者なので基本的に値切るのは無理なのですが、一度だけ在来市場で勇気を振り絞って値切ってみたことがあります(韓国語の勉強だと自分に言い聞かせながら)。あの時の達成感といったら……^^「깎아 주세요[カカジュセヨ]」一辺倒ではつまらないので、「싸게 해 주세요[サゲヘジュセヨ](安くしてください)」だとか「잘해 주세요[チャレジュセヨ](よくしてください)」だとか、バラエティー豊かに韓国商人の人情に訴えかけてみてはいかがでしょうか。
  そうそう!普通の人は市場や個人商店で値切りますよね?何とうちの韓国人夫ときたら、デパートや空港免税店でも値切ってしまうんです。夫が値切り始めると「またか^^;」とため息をつきつつ柱の陰からそっと見守っているのですが、実に成功率100%なんですよ!!恥ずかしいと同時に、妙に感心してしまうというか……。ほとんどの場合、現金払いなら値引きしてくれるようですよ。お客さんがクレジット払いするとお店はカード会社に手数料を払わなければならないため、現金払いする代わりにその手数料分を安くしてくれるというカラクリなんだそうです。それでも私には無理そうですが、面の皮の厚さ(?!)に自信のある方(韓国語では「철면피[チョルミョンピ](鉄面皮)」といいます)は、いつかチャレンジしてみてくださいね!

專欄文章僅代表作者個人觀點,不代表咖啡滔客的立場。

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