じつはわたし、こどものころからジブリの大(だい)ファンなんです。
毎年(まいとし)1枚(まい)ずつ、夫(おっと)がDVDをプレゼントしてくれるので
家(いえ)にはブルーレイディスクのジブリ作品(さくひん)がたくさん!
去年(きょねん)、娘(むすめ)の保育園(ほいくえん)を自主(じしゅ)休園(きゅうえん)したときは
このDVDたちにとーっても助(たす)けられました。
そんなジブリ作品(さくひん)には、
キャラクターの濃(こ)い、パワフルなおばあさんがたくさん出(で)てきます。
大人(おとな)になって見(み)るジブリ作品(さくひん)の魅力(みりょく)のひとつが
このパワフルな老女(ろうじょ)たち、といってもいいくらい。
ちょっと疲(つか)れて落(お)ち込(こ)んでいるときなどに
この元気(げんき)でマイペースな老女(ろうじょ)たちの活躍(かつやく)を見(み)ると
とっても元気(げんき)づけられることがあるんです。
ということで、今回(こんかい)は作品(さくひん)のネタバレにならない程度(ていど)に
そんな素敵(すてき)な老女(ろうじょ)たちを
簡単(かんたん)に紹介(しょうかい)したいと思(おも)います♪
ぜひこの機会(きかい)に、パワフルおばあちゃんたちに注目(ちゅうもく)して
作品(さくひん)を見直(みなお)してみてください(^^)
きっと元気(げんき)をもらえるはず!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①ドーラ(天空(てんくう)の城(しろ)ラピュタ)
極太(ごくぶと)の三(み)つ編(あ)みおさげがポイントの
現役(げんえき)バリバリの海賊(かいぞく)のお頭(かしら)。
むさくるしい『息子(むすこ)たち』を統率(とうそつ)する威勢(いせい)の良(よ)さと
素直(すなお)な主人公(しゅじんこう)たちにほだされる優(やさ)しい涙(なみだ)もろさをあわせもつ
とっても魅力的(みりょくてき)な登場(とうじょう)人物(じんぶつ)です。
かたまりの肉(にく)をグイっと食(く)いちぎる丈夫(じょうぶ)な歯(は)も持(も)っていて
すごーくうらやましい限(かぎ)り。
ご本人(ほんにん)は「おばあちゃん」という自覚(じかく)は全(まった)く無(な)さそうなので
こんな取(と)り上(あ)げ方(かた)をされて、憤慨(ふんがい)しているかもしれません!
②ソフィ(ハウルの動(うご)く城(しろ))
魔法(まほう)で90代(だい)のおばあちゃんに変身(へんしん)させられてしまった
しがない帽子屋(ぼうしや)の帽子(ぼうし)職人(しょくにん)。
変身(へんしん)前(まえ)のおとなしい性格(せいかく)はどこへやら
面倒(めんどう)に巻(ま)き込(こ)まれてしまった怒(いか)りにまかせて、
他人(たにん)の家(いえ)の大掃除(おおそうじ)を勝手(かってに)に始(はじ)めてしまう
エネルギッシュで超(ちょう)自己中(じこちゅう)なおばあちゃんです。
この大掃除(おおそうじ)の場面(ばめん)は、気(き)に入(い)っているシーンのひとつ。
私(わたし)も掃除(そうじ)をすると気(き)が晴(は)れるので、
主人公(しゅじんこう)にとても共感(きょうかん)できるんです。
③湯婆婆(ゆばーば)と銭婆婆(ぜにーば)の姉妹(千と千尋の神隠し)
金儲(かねもう)けにシビアな湯屋(ゆや)の経営者(けいえいしゃ)、姉(あね)の湯婆婆と
静(しず)かな森(もり)の中(なか)でロハスに暮(く)らす、妹(いもうと)の銭婆婆。
※逆(ぎゃく)だったら恥(は)ずかしい、ごめんなさい!
装飾品(そうしょくひん)や皺(しわ)の数(かず)まで同(おな)じ、
見(み)た目(め)はそっくりな双子(ふたご)の姉妹(しまい)ですが、
性格(せいかく)がまったく異(こと)なります。
一見(いっけん)悪者(わるもの)の様(よう)に描(えが)かれる湯婆婆は、
観察力(かんさつりょく)が鋭(するど)く、常(つね)に冷静(れいせい)な判断(はんだん)ができる
経営者(けいえいしゃ)としての腕(うで)はとても確(たし)かなおばあさん。
唯一(ゆいいつ)、愛息子(まなむすこ)のことになると
その冷静(れいせい)さが吹(ふ)き飛(と)んでしまうところも
人間味(にんげんみ)が垣間(かいま)見(み)えて
なかなか憎(にく)めないキャラクターです。
一方(いっぽう)、妹(いもうと)の銭婆婆。
魔法(まほう)を使(つか)わない手仕事(てしごと)の魅力(みりょく)を大切(たいせつ)にしていて
家(いえ)を訪(おとず)れるものは拒(こば)まない寛大(かんだい)さをもっているのですが
一方(いっぽう)で「ダメなものはダメ」というシビアさも持(も)ち合(あ)わせています。
ならぬものはなりませぬ、という会津藩士(あいづはんし)の心得(こころえ)にも通(つう)じる
ちょっとサムライっぽい、気迫(きはく)のあるキャラクターです。
④大家(おおや)のおばあちゃん(となりのトトロ)
主人公(しゅじんこう)たちが住(す)む借(か)り家(や)の大家(おおや)さん。
もうこれ以上(いじょう)にないくらいの、ザ・おばあちゃん、です。
独特(どくとく)なイントネーションも魅力(みりょく)のひとつですが
家事(かじ)や畑仕事(はたけしごと)をこなしながら、
隣(となり)に住(す)む主人公(しゅじんこう)たちの面倒(めんどう)までみる
その体力(たいりょく)の源(みなもと)は一体(いったい)なんですか?!
と聞(き)きたくなる活躍(かつやく)ぶりも素敵(すてき)です。
あと、おばあちゃんの作(つく)ったおはぎ、私(わたし)も食(た)べたい!
緑色(みどりいろ)のおはぎは、青(あお)ばた粉(こ)なのか
それもと枝豆(えだまめ)のずんだ餡(あん)なのか、いつも気(き)になっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで読(よ)んでくださって、ありがとうございます。
つい、ジブリ愛(あい)がはじけてしまい、
いつもより長(なが)くなりました!
※タイトルの画像はスタジオジブリが無料公開している作品静止画よりお借りしました。
常識の範囲でご自由にお使いください、という言葉に甘えて使わせていただきました。