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Cafetalk Tutor's Column

Arimi 讲师的专栏

お気に入りの言葉②“Life is a journey, not a destination.”

2021年4月20日


ー“Life is a journey, not a destination.”ー


私が25歳の時、バックパックを背負って6カ月のアジア・オーストラリアの旅に出て最初の目的地、タイ、バンコクでこの言葉に出会いました。カオサンロードの近くにある手染めのバティックTシャツを売っているお店で、このフレーズが書かれたTシャツを見た瞬間、それはそのまま私の脳裏にもしっかりとプリントされました。


旅に出るまでの私は、大学を出て、まだ見つからない目的を探すためにイギリス、ロンドンに渡り、そこで無理やり探し出した「こじつけ」の目的に向かってがむしゃらに勉強して働いていました。思い描いた計画は完璧で、とにかく努力すればゴールに辿り着けると信じて脇目もふらず3年間過ごしました。でも、やっとそのゴールに辿り着いたか、と思ったとき、いろいろな理由でその計画は頓挫してしまいました。目指していた目的地に辿り着けず、中途半端な気持ちで、それまでの人生でも何度も抱いた「やっぱりダメな、私」という烙印を自分に押してしまいそうになりました。


でも、ふと気が付いたのです。

私は今までがむしゃらに目的達成のためにまっしぐらに走り続けてきたけど、気持ちはいつも焦ってばかり、勉強している英語も「上手く話せる」という目的ばかりが先に来て会話を心から楽めていなかった。途中立ち止まる心の余裕があれば、きっといろんな素敵な発見に出会ってもっと楽しめたかもしれないのに。

目的や目標を持つのは、すばらしいこと。でも、それに到達することばかりに価値を置きすぎて、自分をがんじがらめにしてしまっては、楽しいことや大事なことを見失うこともあるし、自分で自分を苦しめることにもなる。心の中にも、歩く道の上にも、「あそび」がないとつまらない。


そんな気持ちで、イギリスを後にして旅に出たのでした。そしてタイムリーにも、私の気持ちを代弁してくれるこのフレーズに出会ったのです。


今、こうしてCafetalkで語学講師として外国語を教える立場に居ますが、語学の道はこれからも果てしなく続きます。でも、そこに道があるから歩けるということに、喜びを感じます。長い長い語学の旅を、寄り道もたくさんしながら楽しみたいと思います。その旅の途中で出会った受講生のみなさんと、語学というツールを使って世界への窓を開いて、いろんな素敵な発見ができたらいいなと思います。


遠い先の目的地だけじゃなく、足元も見てみると、気がつきます。歩みはいつも前に進んでいて、少しずつでも見える世界は変わっている、ということに。その小さな一歩、小さな変化を楽しんでいるうちに、いつの間にか、自分がとんでもなく遠いところまで辿り着いている日が、きっと必ずやってきます。


专栏文章仅代表作者个人观点,不代表咖啡滔客的立场。

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