いつもの生活に世界のスパイスを。

Cafetalk Tutor's Column

pop 講師のコラム

あなたと私が出会う確率は?

2021年5月21日

算数や数学を教えている pop です。

小学校の算数では、場合の数、そしてそれを土台に、中学の数学では、場合の数と、さらに、確率を習います。

私も今まで、色々な生徒さんや、保護者の方々と、対面、あるいは、オンラインで、日本やイギリスだけでなく、世界中にお住まいの方々とお会いすることができました。 

つい先日までは、お互いどこの誰かも知らないお相手との出会いですから、これも何かのご縁かと感謝することも多々あります。

みなさんも、

「この人と出会えたのって、どのくらいの確率なのだろう?」

と、思うような場面はありませんか。 だからといって、実際に、過去の人生の数々の別れ目に戻り、計算をし始める人はあまりいないかもしれません。

2020年7月31日に厚生労働省が発表した、2019年の日本の平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳だということですので、男女の大体の平均をとり、寿命は84歳と考えてみましょう。

さらに、うるう年を無視、 かつ、生まれてから死ぬまでに、毎日新しい人と出会えると仮定したら,一生涯で、

365人 × 84年 = 30660人

の方々と出会うことになります。 また、2020年の世界人口は、約78億人だということですので、世界人口の中で、この30660人に出会う確率は、

なので、およそ

となります。これを百分率に直すと、たったの、約0.04%です。

上記の条件においてさえも、こんなに低い確率なのですから、せっかくの貴重な出会いは大事にしたいものです。

以下、日常生活に関する、様々な確率の表になります。

宝くじで1等を狙って、毎回ハズレるよりも、はるかにもっと確率の高い、ガリガリ君の当たりを狙い、こまめに喜ぶほうが、幸せ度が高いかもしれない気もしてきました。

それでは、また次回に。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

お気軽にご質問ください!