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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Keiko Davy 's Column

タイのCovid-19の状況

Sonntag, 23. Mai 2021, 18:09 | 2 Comments


カフェトークの皆さん、こんにちは。タイ在住のバイリンガル講師、Keiko Davyです。ニュースで日本のコロナウイルスの感染状況を見て、オリンピックはどうなるんだろう~と毎日思っていますが、タイの状況もかなり深刻です。日本でも報道されるようですね、生徒さんから「先生大丈夫なんですか~」と言われることが多くなりました。外務省によるとタイの危険レベルは3に上がり「渡航中止勧告」になってしまいました。

タイは今、第三波の最中です。3月下旬に感染が広まり、4月中旬のタイのお正月の時期に何の対策もされなかったのが原因じゃないの…と私は思っていますが、感染者数は毎日3000人ぐらいいくようになりました。

今は感染の一番ひどいダークレッドゾーン、それから感染者数がある程度いるレッドゾーン、それから残りのゾーンをオレンジと色分けして、対策を施しています。ダークレッドゾーンのバンコクではまた店内での飲食がテーブル使用の25%まで可能になりましたが、毎日1000人を超える人が感染しているということなので、外食する気にはなれませんよね…。私が今住んでいるプラチンブリでも数週間前はかなりの感染者が出てとても心配しましたが、今は落ち着いてきているのでほっとしています。でも気は抜けませんね。

最近問題になっているのは刑務所での感染が広まっていることです。すでに14000人ぐらいの受刑者が感染して治療を受けているそうです。これは管理の悪さのせいではないかと思うのですが、年老いた受刑者や病状が深刻な受刑者には恩赦を与えるというニュース、または受刑者にワクチン接種させるというニュースが出ています。それが解決策なの~?とちょっと信じられません。

ワクチンが唯一この状況から脱却できる方法ではと言われていますが、そもそもワクチンの供給がタイでは足りていません。来月大量に入ることになっていますが、老齢者や観光地に住んでいる人(プーケットやバンコク)が優先に接種という話になっています。タイに住んでいる外国人への接種に関してはここ1か月で話が二転三転して、できる→いや、できない、タイ人優先だ→いや、外国人も接種できるとコロコロ変わり、何を信じたらいいのかしら~?と思っているところです。

タイはイギリスとほぼ同じ人口(7千万人ぐらい)です。イギリスが年始から5か月かけてやっと今30歳代の人の接種にまでできていると聞いていますが、タイでは観光地のプーケットやバンコクでの接種率を9割まで2か月でする、また、年末までに人口のほぼすべてを接種すると言っていますが、ちょっと非現実的な気がします…。

来月入るワクチンもアストラゼネカと提携している地元のサイアムバイオサイエンスという薬品会社が製造するもので、タイはその製造を待ち続けているという感じです。というのはこの薬品会社はタイの国王が所有するもの、他のワクチンを早めに手に入れるのを渋ったのはこういうお金がらみの理由からでしょう…と私は思っています。

まだまだ先が見えませんが、お互い頑張りましょう!

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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