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Cafetalk Tutor's Column

Tomo.tw 講師のコラム

忘れられないスペイングラナダ1人旅

今週のテーマ: 忘れられない旅行の思い出

2021年6月14日 | 1 コメント

台湾に長く住んでいる私も、かつて中国語を勉強する前はスペイン語を学んでいた時代があった。先生からは「あなたは巻き舌がうまいからスペイン語は向いているわよ〜」と言われてその気になっていたのだ笑

仕事をしばらく休んで、スペイン語クラスの仲間(女性)とスペインのマラガという南部の街に短期留学することを決心し、関西空港から飛び立ったのである。
買い物に行ってもレストランやバルでもビーチでも私たちはアジア人なので目立っていた。英語も通じない人が多かった。

短期留学も終わりが近づき、私は意を決して、グラナダという都市へ1人旅をした。世界遺産アルハンブラ宮殿があり、どうしても見たかったのだ。ちなみに当時はスマホで何でも調べられるという便利な時代ではなかったので旅行は簡単ではなかった。マラガから高速バスで2〜3時間ほど(ここはあまり覚えていないが、たぶんそんな感じ)


おお!やっと憧れのアルハンブラ宮殿!何と美しい!会いたかったよ〜!!この優雅でイスラムの感じは日本では絶対に味わえない。来て良かった〜〜!!!




「姉(ねえ)ちゃん、日本人?ひとりで来たん?」


……え?日本語?しかも(聞きなれた)関西弁?

私:「はい、、、」

オバチャン:「あーれー、すごい度胸やなー、関心するわ〜、たかちゃん、このお姉ちゃん日本人で1人で来たんやって。」(読める方はここは関西弁で読んでくれるとリアリティが増します)

そのあと、日本人のおじさんたちとおばさんたちが20人ぐらい私を見に来たのである。大阪から来た団体客だった。

たかちゃんと呼ばれている人:「ほおーーー、姉ちゃんスペイン語勉強してん?えらいわあ!うちらなんか大阪弁しか話されへんわ!なあ!ギャハハハハ!」(関西弁で読んでね)


と、世界遺産アルハンブラ宮殿にしばらく関西弁が響いた笑


⭐️↑このイラストはイメージです。このお話は事実ですよ笑


当時はせっかくのグラナダの雰囲気が壊れたわーとか思ってた、でも、今はあの時、話しかけてきてくれたことを、嬉しいと思っている。











本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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