みなさん、こんばんは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
国語のベースとなるのは漢字ですが、日常でも漢字が読めないと困る
場面は多くありますよね…。
みなさんは漢字をどのように覚えましたか?
おそらく日本では、多くの方がひたすら何度も書いて覚えたのでは
ないでしょうか…。
実は、この覚え方こそが、漢字を苦手なものにさせてしまっている
要因ではないかと感じます。
☆☆
私は大人になってから漢字検定準1級を受験しました。
準1級で出てくる漢字は普段使わない漢字なので、工夫が必要です。
林檎、檸檬、柑橘、葡萄、などは果物のイメージから木へん、草かんむりでイメージし、
難しい漢字は音読みと訓読みを一緒に覚えたりしながら、大量の漢字を覚えました。
漢字は色々調べると奥が深くて面白いものなので、部首や意味などを知ると、
苦手なお子様でも親しみがわいてくると思います。
漢字学習で行き詰まっているようであれば、以下のポイントを押さえて
試してみてください。
☆漢字学習のポイント
1、部首を押さえる(部首の意味も分かると、さらに理解が深まります)
2、意味を知る(由来を知ると、さらに理解が深まります)
3、読み方を確認する(音読みと訓読みをセットに)
熟語を読む(音読み) → 訓読み
例)車道(シャドウ) → 車(くるま)の道(みち)
4、似た漢字をまとめて覚える
※同じ部首や同じ形を持つ漢字を一緒に覚えると、定着しやすくなります。
5、漢字の形をイメージする
※分解して足し算でイメージすると、難しい漢字も入りやすくなります。
例えば、「持」という漢字であれば、
1、部首は手へん(手に関係)
2、手で持つ
3、持続(ジゾク) → 持(も)つ、続く
4、技、投、待など
5、手へん + 寺(ジ)= 持(ジ)
いかがでしょうか。少しは漢字学習が楽になりましたか?
漢字のレッスンを整理してまとめたので、ご興味のある方は
ぜひ覗いてみてください。