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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di YOJUN

”思い”は体に詰まる

Jul 5, 2021



 坐る前にまず、全身の関節をほぐしています。

 何故かというと、もちろんそう教えられたからなのですが、私自身さまざまな身体の事象の体験から、関節には”思い”がつまりやすいと気付きました。

 軽く動かす程度でも断然違うので生徒さんにもやってもらっています。

 

 例で四十肩など最も多く聞く話をします。

 「歳を取ればそうなるもの」と、「あーきたかー。私も歳だなぁ」のようなおしゃべりをしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 更年期障害も特に女性には切実な問題であります。

 症状に現れることの多くは”思い”が詰まるから、だと経験してきて感じます。

 

 私はある時から体が硬くなり、両手を頭上にまっすぐあげられない時が長くありました。

 この時は、身体かたいし運動もしてないしなー程度に考えておりましたが、ある時、すっと動かせていることに気づいたのです。

 四十肩でも五十肩でもただ単に運動不足の中でのことで、ストレッチをしていたわけでも治療していたわけでもありません。

 けれど、さまざまな感情を解消し大きく抜けた時、一気に(そう一気に)全てを動かせるようになっていたのです。

 予期せぬことにとても驚いたことを覚えています。

 この時”思い”が身体を支配することを大きく学びました。

 思考も体も不自由になるのは(大体の場合)自分自身の思い方が原因だということです。

 

 ちなみに私は更年期の真っ只中におりますが、更年期障害はありません。

 ホルモンバランスが変わるのでホットフラッシュは時折感じますがその程度です。

 それは何故かというと、ただ、自分自身を”知っている”からだと感じています。

 

 なんの為に坐るか。

 それは自分自身に戻る為。そして自分らしく今生を生きる為。

 リフレッシュももちろん必要ですが、ただ単にリフレッシュだけでは問題の先送りです。

 昔友人が「魂の学びは今世は面倒くさいので来世にする」と言いましたがそれは無理です:)

 本人がそう思おうと魂はそうは思いません。

 なのでみなさん占いを見たり何か自分にあっている脱出方法はないかと模索したり友人知人に答えを求めたりするのではないでしょうか。

 

 先ず物事に一足飛びにできる叶うなどのことはないので、一つずつ着てしまった不要な襦袢を脱いでいくという作業になりますが、繰り返し行うことで容易くなっていきます。

 

 後に、足枷は自分である、と気付けたら人生めっけものです。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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