アクセントを不思議な抑揚や伸ばし棒で代用しても、全く、全く問題なく通じますので、
ご自身がどこまで細かいことにこだわるか、次第です。
が、その一方で、アクセントの位置は絶対的なものです。
これは確実に覚えておきたいものです。
覚えておかないと、、、Assisiには行かれないかもしれません。
日本語表記はほぼ100%「アッシジ」であるイタリア中部の街・Assisi。
ほぼ100%の人がアッシジともしくはアッシジ発音しているでしょう。
*アンダーラインの部分が日本語で抑揚の高い音位置を示しています
アッシジやアッシジだと、あまりにも本来の発音からかけ離れているからです。
本当の発音を聴いてみましょう。
https://youtu.be/B75o8I0ygoI
正しく発音してもらうために日本語表記をするなら、
アッスィ(ー)ズィとなります。
どうでしょう。
何を隠そう、私自身がなかなかAssisi行きのチケットを買うのに苦労した経験者です。
へへへ。
約30年前のイタリア、国鉄のチケットは窓口販売のみ、ネットもまだない時代ですし発券機も存在していませんでした。
どんなにイタリア語が不自由でも、窓口でイタリア人と対面して行き先と枚数、片道か往復か、車両のクラス、座席を予約するかしないかのやり取りをイタリア語でする必要がありました。
そこで、まさかの「Assisi」が何度言っても通じない!事件に遭遇するのです。
語学留学初日に発音とアクセントの重要性を認識していた私でしたが、
授業や会話に登場しない単語に関しては学んでいなかったんですね〜。
4〜5回は言い直したんんじゃないでしょうか?
いや〜、汗かきました。
後ろから同行のスペイン人の友人が出てきましたが、彼女も数回言い直すはめにww
スィをシ、ズィをジと発音していたという間違いもさることながら、
アクセントの位置が違ったので全く理解してもらえませんでした。
アクセントの位置さえ間違っていなければ、
スィをシ、ズィをジと発音していても理解してもらえたと思います。
アクセントの位置とは、それほどまでに絶対的なものです。
伸ばし棒でもかまいません、妙な抑揚でもかまいません、位置だけはしっかり覚えておきましょう!
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