今日はおすすめ読書本を紹介したいと思います。
ほのぼの系で安心して読める本だと思います。
①おすすめ読書本1冊目
食堂のおばちゃん8 あなたとオムライス
山口恵以子さん
ハルキ文庫
東京の佃にあるほのぼのした下町食堂。
結構最新の時事ネタが入っているので、まるで自分もそこにいるかのようにタイムリーな感覚で読めます。
食堂の人間関係も少しずつ進展していき時が流れているのを実感します。
②おすすめ読書本2冊目
サンティアゴの東 渋谷の西
瀧羽麻子さん
講談社文庫
日本から遠く離れたサンティアゴの街から身近な渋谷まで、世界の様々な場所で出会う人々の交流と別れの話。
寂しさの余韻を感じるものから希望を感じる物語と多種多様。
旅先で面白い事件に遭遇したかのような気分に浸れます。
③おすすめ読書本3
木曜日にはココアを
青山美智子さん
宝島社
日常生活の延長線上の、さりげないけどなんだか嬉しい出来事を描いたエピソード集。
いつもは心の奥底にしまっている、ひっそりとした願い事が叶うシーンが素敵です。
温かいココアを飲みながら読みたい一冊。
④おすすめ読書本4
多摩川物語
ドリアン助川さん
ポプラ文庫
多摩川に所縁のある人々の交流を描く短編集。
現実とその中に希望を見出そうとする登場人物の姿に切なさと可能性を感じます。
必ずしもハッピーエンドではないけれどその物語のメッセージ性に深く考えさせられます。
⑤おすすめ読書本5
虹の岬の喫茶店
森沢明夫さん
幻冬舎文庫
海の見える岬の喫茶店のマダムと喋っていると不思議と素直になれるよう。
この喫茶店を訪れた人々の頑なだった心が柔らかに、じんわりほぐれていきます。
そして虹を見たいと切望していたマダム自身にも素敵なラストシーンが訪れます。