みなさん、こんにちは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
突然ですが、算数と国語、どちらが大切だと思いますか?
もちろん小学校で習う教科はどれも大切なのですが、あえて言うなら
「国語」は全教科のカギとなる重要な教科とも言えます。
「算数」が得意でも文章題ができない子は多いのですが、国語ができる子は
全教科の成績が良くなる傾向にあります。
それは、すべての教科が「日本語」で書かれているからです。
さらに、「国語」は学生時代の成績だけではなく、社会人になっても
必要な能力のベースとなっています。
例えば、
文章を読む力(読解力)
コミュニケーション能力
判断力
表現力
想像力
論理的思考力
情報処理能力
これらはすべて「国語力」です。
どれかが欠けていると、仕事ができても…という事態になりかねませんね。
ですので、算数が得意なお子さんも「国語」の基礎は作っておいた方が
いいと思います。
☆☆☆
私のおすすめの学習法は、
「好きな本を 好きな時に 好きなだけ読む」です。
無理に本を読ませても国語力は身に付きません。
自分が興味のある分野の本であれば、自然と読みたいという気持ちになると
思うので、お子さんの手の届くところに置いておくと効果的です。
本当の意味での「国語力」というのは、問題集を解くのではなく、
日常生活で言葉と触れる時間に比例して身についていくのだと思います。
低学年のお子さんであれば、しりとり、かるた、言葉遊び、クロスワードなども
お勧めの学習法です。