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Cafetalk Tutor's Column

Aisaka 講師のコラム

よくある質問:語学を上達するにはどうしたらいいですか?

今週のテーマ: あなたのお勧め学習法

2021年9月26日

こんにちは!イタリア語講師のアイサカです。
 
語学学習者によく聞かれるのが「どうしたら上達できますか?」ということ…。
これは永遠の課題でもあり、正直なところ経験がものをいいます。
 
永遠の課題というのは、私たち日本語ネイティブでも日本語を全て知っているわけではありません。
国語の先生すら知らないことは多く、どこまで目指すかによるため尽きない課題だからです。
 
イタリア語を含め、語学を今より上達させるのに一番なことは「書く」「声に出して読む」、そして可能であれば「話す」だと思います。
問題集を解いたり日記を手書きで書いたり、そして声に出して読んだり、地道な努力が結局は近道だったりします。急がば回れですね。
語学はすぐに身に付くものではないので、繰り返しの練習が必要になります。
 
そして、一番身に付きやすいのは会話をして話すこと。
ただしこれは、正しい言語が身に付く方法というよりは間違ってもいいからとにかくコミュニケーション力を上げる方法だと思います。
コミュニケーション力を上げたいのであれば、会話が一番だと思います。
 
私のレッスンでは「会話のみのレッスン」というのは設けていませんが、文法のレッスンを行いつつ個別で会話のレッスンも行っています。
間違ったイタリア語や伝わりづらい表現を訂正し、必要に応じて苦手分野に特化したレッスンを行います。
40分の文法のレッスン」「60分の文法のレッスン
 
また文法をある程度理解していれば、「瞬発力を鍛えるトレーニング」「リスニング力を鍛えるトレーニング」「イタリア語脳を作るトレーニング」などのアウトプットを行うことでイタリア語がレベルアップし、会話をスムーズに行える手助けとなります。
 
そして、語学学習者で悩むのがボキャブラリーの少なさです。
文法を一通り勉強しても、知らない動詞や名詞などの単語が出てくれば理解できず、難しいと思う気持ちも高まります。
瞬発力を鍛えるトレーニング」「リスニング力を鍛えるトレーニング」のレッスンではボキャブラリーを増やしたり、新たな表現を学ぶことができます。
 
 イタリア語の映画などをみて学ぶことも不可能ではないですが、個人的には得られるものはかなり少ないと思います。内容を70%ぐらい理解できる内容であれば、新たな表現やボキャブラリーを学べますが、そうでない限り、私は映画などを見るよりも単語を覚えたりトレーニングした方が役に立つと思います。

とは言え、全く意味がないわけではありません。耳を慣らす訓練や、どんな時にこういう言い回しをするというのは少なからず学べると思うので、動画配信サービスで映画を見るなら音声はイタリア語、字幕を日本語にするといいと思います。

結論として語学を上達させるには、問題集を解いたり日記をつける「書く」、そして「声に出して読む」ことでアウトプットすることです。
これを行うことで自然と前置詞や冠詞が身に付き、会話力もアップします。

語学は一日にしてならず。小さな努力の積み重ねが大きな成果になります。頑張りましょう!

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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