お疲れ様です、Yoshiです。
英語の勉強で最初にぶつかる壁が英単語の暗記ですよね。
英単語の覚え方については、
現役教員時代にもたくさんの生徒に聞かれてきました。
そこで今回は、
Yoshiが実践して英検1級、TOEIC965点、IELTS7.5を取得した、
英単語の覚え方を紹介します。
しかも、これらは全てフルタイムで働いていた社会人時代に実践した方法で、
忙しい人でもできる方法です。
ぜひ実践してみてください。
●●●英単語の暗記は音声から●●●
おすすめの英単語の覚え方は以下の通りです。
①英単語と和訳を見ながら音声を聞く。
(音声1トラック10個くらい。単語教材見開き1ページのイメージです。)
②音声を聴いただけでスペルと和訳が浮かぶまで音声を繰り返し聞く。
③音声、スペル、和訳が頭に入ったと思ったら単語教材を閉じる。
④音声だけをきいて、スペルと和訳がすぐ頭に浮かぶか確認する。
⑤音声1トラックの単語で全てOKなら次のトラックで手順①を行う。
以降繰り返し。
⑥1個でもスペルと和訳がすぐ浮かばない単語があったら同じ範囲で手順②に戻る。
以降繰り返し。
⑦1日分の単語(音声、スペル、和訳)を覚えたら、次の日は前日やった範囲の復習から。
もし忘れている単語があれば同じ範囲をやり直す。
全部OKなことを確認して初めて次の範囲へ移る。
●●●このやり方がおすすめな理由●●●
なぜこの方法がおすすめかというと、
英単語は「音情報」「文字情報」「言語情報」の3つを
結びつけて覚える必要があるからです。
「音情報」とは単語の正しい発音のことです。
正しい発音を覚えて使えるようにならないと、
スピーキングとリスニングでつまづきます。
「文字情報」とは単語の正しいスペルのことです。
正しいスペルを覚えていなければ、
せっかく覚えた単語もライティングで使えないですよね。
「言語情報」とは単語の和訳のことです。
当たり前ですが、
単語の意味がわからなければリーディングで歯が立ちません。
英語は4技能(読む・書く・話す・聞く)が揃ってはじめて使える英語となります。
逆に言えば、4技能全てに対応した覚え方でないと意味がありません。よくありがちなのが、
音声を使わずに赤シートで和訳を隠して覚えていく方法。
音声を介さない分だけ時間は短縮できるかもしれませんが、
近年重視されるようになったリスニングとスピーキングにおいて
力が発揮できないという大きな欠陥があります。
正しい発音を知らないとスピーキングで使えませんし、
リスニングでその単語が流れてきてもその単語だと認識できず、
せっかく覚えた和訳と結びつけられません。
もうこのやり方は古いので、
音声と結びつけて覚える方法がやっぱりおすすめです。
●●●単語は絶対に書くな!!●●●
よく聞かれるのが、「書いて覚える方法は良くないのか」という質問。
はっきり言います。
良くないです。
書いて覚える方法は、
「書けば覚える」という前提の元に成り立っていますが、
この前提は一部誤解です。
以前、こちらのコラム「英語に触れる時間を増やすテク」でも若干触れていますが、
単語を覚えられるかどうかはその単語に触れた頻度が大きな要因となります。
-
単語を書く
-
単語を見る
-
単語を発音する
こうした単語を覚えようとする動作ができれば頻度は上がるわけで、
どの動作であっても暗記には繋がっていくわけです。
では、どうして書く動作はおすすめできないのか?
それは、単純に「一番時間がかかるから」です。
長い単語ともなれば、1個書くのに数秒はかかります。
もし書いて覚えるタイプの人がいたとすると、
同じ単語を10回や20回と書くわけですから、
それだけで何分もかかってしまいます。
それに比べて、音声と結びつけてスペルと和訳を覚える動作であれば、
1回あたりの作業はその単語が発音される1秒未満で1回の動作が完了します。
この時点で、どれだけ書く動作が時間に対するコスパが悪いかお分かりかと思います。
これと同じ理由で、
単語カードを自分で作るのもおすすめしません。
教材をサクッと買って、音声を流した方が圧倒的に頻度を確保できますよね。
英単語の暗記は頻度が重要。
勉強方法を考えるときはこれを意識してみてください。
●●●終わりに●●●
今回のコラムでは、
英単語は「発音」「スペル」「和訳」、
この3つをセットで結びつけて覚えるべきだという内容でした。
単語を書く作業は時間がかかってコスパが良くありません。
書くことで「覚えたつもり」になるだけで、
実際の暗記にはなかなかつながりません。
音声とセットで覚えると、単語の暗記は効率よく進めることができますよ。
Yoshiも社会人になってから英検1級に合格しましたが、
ここで紹介した方法で2ヶ月程度で単語教材を学習し終わり、
無事に一発合格できました。
おためしあれ!
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