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Cafetalk Tutor's Column

Toria 讲师的专栏

猫にも心【ウチのにゃんこ①】

2022年2月24日

日本と時差があるので、ちょっとズレた話になりますが…

昨日は、2022222日で“おもいっきりの2並び”
「スーパー猫の日」なんて言われてましたね。

我が家には”ワケあり“でやって来た2匹の猫がいる。
18
歳のおばあちゃん猫 ナナ
3歳のわんぱく盛りな 寅次郎 

ナナとわたしが出会ったのは、約16年前。
近所の友人夫婦の家で、飼われていた猫だった。

元々ナナはこれまた、わたしの知人だった人が最初に飼っていた猫で
飼い始めて2年程経った時
「引っ越すアパートメントで猫が飼えないから」という理由で手放された。
そして、わたしの友人がその後飼う事になったわけだ。

わたしは“この猫”と友人宅で顔を合わせた時、何故か
「わたし、この猫を飼うかもな」と思った。
そして後々、それは本当になる。
 

友人夫婦が仕事の都合で、カナダからアメリカに移住する事になり
すぐにアメリカをナナに連れて行けないとの事で、急遽わたしが数ヶ月預かる事を申し出た。
 

もともと猫が大好きで、実家では猫を飼っている日々が長かったから
猫と暮らすのは夢だった。

当時、出張が多いわたしには、猫を飼う事は夢のまた夢で不可能に思えた。 
しかし、わたしが預からないとこの猫はどうなってしまうのか…と思うと
「預かるから」という言葉しか出てこなかったのだ。

やってきたその黒白の猫はまったく可愛げが無く
ただただ怯え、わたしの部屋に来て丸2日、ゴハンも食べずにベッドの裏に隠れていた。

触ろうとすると、シャーと威嚇する。
手を出せば、引っかかれる
食も細く、やせ細っていた。
わたしに飼えるだろうか…不安になった。

たらい回しのように、転々と飼い主が変わる生活に
すっかり、人間不信になってしまったのだろう。
どうにも、こうにも慣れぬまま2カ月半が過ぎた。 

当の飼い主の友人と言えば、猫どころではなく忙しそうで
わたしは、思わず「このまま、わたしが飼おうか」と言ってしまった。

友人は、何となくホッ!としたようだった。 

相変わらず、慣れない猫を目の前に
わたしは語りかけた。 

「今日から正式に、わたしがナナを飼う事になりました。
もう、こんなたらい回しみたいな事は無いし
わたしはずっとあんたを手放さいないからね。
何があっても」 

そう言うと、初めてナナが
わたしの手にすりすりと自分の頬を摺り寄せ、その後、わたしのおでこに
コツンとあいさつするように、自分の頭をこすりつけて来た。

猫にも心がある。

猫にも、気持ちがある。

どんなに辛かっただろうか、それまで。 

その頃、仕事の忙しさやストレスから不眠になっていたわたしは
気が付けば、ナナのいる暮らしの中で眠れるようになっていた。 

“わたしたち”はそこから今日まで、15年一緒に暮らしている。

人間だったらすでに、90歳位になっているナナ.
高齢で体はやせ細り、すこしボケてきている。
食べたそばから食事を要求し
徘徊や夜鳴き、時々オムツをしなければならない
介護が必要な生活になってきた。
 

猫と言えども、そんな介護をする日々は
哀しく、切なく、心が折れそうになる。
でも、わたしの相棒だから
家族だから

最後の最期まで、出来るだけの事をしてあげたい。
一緒に幸せに過ごしていきたい。


黒猫の呪いが恐い話は、またいつか…(ΦωΦ)フフフ…
TORIA (o ̄∇ ̄)/

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