こんにちは!カフェトーク、英語講師のBenです。
語学や習い事に取り組むために、普段からカフェトークを利用されている生徒さん方。
お疲れ様です。
オンラインレッスンの魅力は、通学と違って、比較的にレッスンが安く受けられること。
自宅での自主学習と組み合わせて、コスパよく勉強できていいですよね。
ただ、自宅での勉強、お金がかからないものの、テレビやスマホ、おやつ、リビングのソファーなど、学校や外で勉強するのと違って誘惑が多いのも事実。
モチベーションが上がらない!集中できない!と先延ばしにしてしまう。
私にはよくあります。
今週のカフェトークのテーマは「自宅で勉強にベストな方法は?」
私が考えるベストな方法は、「モチベーションに頼らなくても勉強が継続できる習慣作り」と「学習環境の整えること」です。
今回のコラムでは、普段から意識している生産性が上がる勉強方法、おすすめの書籍、参考にしているYoutubeチャンネル(英語)をご紹介したいと思います。
目次:
■ やる気に頼らない習慣化作り
■ 習慣に習慣を付け足す
■ 25個の新しい単語より、25分のタイマー
■学習環境を整えよう
■ 勉強時間を可視化しよう
■ もっと生産性を上げたい方へ
□ やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 大平 信孝著
□ 生産性向上形Youtuber ー Thomas Frank
やる気に頼らない習慣化作り
「英語を話せるようになりたい」
英語が話せるようになった人がみんなやっていることがあります。
単語や文法をコツコツ毎日勉強して、英語で話す機会を作って、洋画、海外ドラマでたくさん聞いて、英文をたくさん読んでーーー
継続の先にあるものが、目標の達成です。
「そんなの当たり前じゃないか!」
ムッとさせてしまいました。すみません。
こんな当たり前のことでも、人は3日、1週間と経つと、続けることがしんどく感じてきます。人間には生命を維持するために、現状を維持したい心理があります。変わりたくて、なかなか変われないのが、人間です。
「今日はやる気が起きないな」
「今は忙しいから、これが終わってから」
勉強しようとしても、その時のモチベーション、やる気に頼っていては、必ず途絶える日がきます。
それを避けるために大切なのは、やる気に頼らない習慣化作りです。
習慣に習慣を付け足す
3日坊主と言われるように、新しいことを習慣になるまで続けることは難しいことです。そこで、おすすめしたいのが、もうすでにある習慣に、習慣を付け足すこと。
朝、目が覚めたら顔を洗って、歯を磨く。
歯を磨いたら、洗面所に置いておいた単語帳を開く。
朝食にコーヒーを入れる。
新聞や、ニュースの代わりに英語の記事を3つ読む。
車の運転中、電車の中、または歩きながら、さっとオーディオ教材をバッグから取り出して、聞く。
今から〜〜をしようと考えず、時間が来たら勝手に体が動くのが理想です。
25個の新しい単語より、25分のタイマー
「今日は25個単語を覚えなくちゃ」
「ユニット〜〜まで勉強しなくちゃ」
やるぞと決めたのに、いつの間にか時間だけが過ぎている。取り掛かったものの、5分経って、また5分経って、集中するのが難しい。
「やっぱり自分には難しすぎるのか?」
そんな方に試していただきたいのが、25分タイマーです。
25分、スマホでタイマーをかけて、その時間だけは集中して勉強する。
25個単語を覚え終わるまで続けるのではなく、25分だけ集中してやってみる。
そして、5分休憩し、また25分集中する。
例えば、1日4時間勉強するのが目標とすれば、このようなサイクルで進めるのがおすすめです。
25分(作業)ー 5分(短い休憩)
25分(作業)ー 5分(短い休憩)
25分(作業)ー 5分(短い休憩)
25分(作業)ー 30分(長い休憩)
これを1セットに2回繰り返す。
いちいちタイマーをかけるのは面倒だな、という方にはアプリもいいですよ。
「ポモドーロタイマー」「トマトタイマー」でアプリストアで検索してみてください。
学習環境を整えよう
机に衝立や仕切りをおいて、視界を狭くしてみましょう。
机の上が汚かったり、ごちゃごちゃしていると集中できないという方は多いと思います。そこで、勉強を始める前に、集中力を削ぐような無駄な物は、あらかじめ片付けますよね。
では、視界はどうでしょうか。せっかく机の上が綺麗に片付いていても、目の前に本棚があったり、横目にテレビや、ベッドがあったり。
「いやいや、勉強が終わってからそっちを見よう」と集中力とパフォーマンスを下げるものはできるだけ無くしたいものです。
そこで、机は壁にくっつけ、パテーションで周辺を囲み、集中空間を作ります。これだけで生産性は格段にアップします。
自分だけの特別な集中空間を作ることで、勉強そのものがワクワクする効果もあります。
勉強時間を可視化しよう
みなさんは勉強記録、学習記録というのはつけていますか。
行動を継続するには、記録が有効です。勉強した量や、時間はノートやカレンダーに記録すると学習の継続、モチベーションアップに繋がります。
勉強が続けられている時、「続けられているな」と自分を認めることができるだけでなく、うまくできなかった時に、「次回はちゃんとしよう」「どうしてできなかったんだろう」と反省するきっかけ、気づき得ることができます。
ダイエットでも、何らか記録をつけている場合とそうでない場合とでは、成功率に8倍の差が出るそうです。
学習記録をつけるためのアプリやWebサービスもたくさんありますから、手軽に続けられるものを取り入れられるといいですね。
生産性をもっとあげたい方へ
おすすめの書籍
アドラー心理学や脳科学に基づいた、「やる気に頼ることなく自分を動かすためのコツ」が豊富なイラストを交えながら紹介されています。
本文は読みやすく、科学的に証明されている方法ばかりなので行動に移しやすいのが特徴です。
忙しくて本を読む暇がないという方には、オーディブル(オーディオブック)でも販売されていますよ。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ (科学的に先延ばしをなくす技術)
大平 信孝 著https://www.amazon.co.jp/dp/4761275723/ref=cm_sw_r_tw_dp_DM4Y1J75FE0QBAJAKPX4
おすすめのYoutubeチャンネル
生産性向上形Youtuber – Thomas Frank(英語)
Thomas Frank。勉強法、仕事の効率化など、ビジネス書や生産性についての研究要約を中心に、毎日のタスクがはかどる動画を配信している。
おすすめビデオ3選
How to Focus on Your Work - 3 Lessons from "Hyperfocus"
https://www.youtube.com/watch?v=0ZfLwXF22l4
Study Less Study Smart: A 6-Minute Summary of Marty Lobdell's Lecture - College Info Geek
https://www.youtube.com/watch?v=23Xqu0jXlfs
How to Make Yourself Study When You Have ZERO Motivation
https://www.youtube.com/watch?v=9oWOsocN7qg&t=327s