主体的な子どもの親が工夫していること

Weekly Topic: My morning routine

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幼保園の母親学級・PTAなどの講演やお母さまの子育てコンサルを行う中で、
多い相談内容は、年齢関係なく「自分で行動しない」というもの。

3歳以降だと、就園してからの「朝の支度問題」
小学校に入ってからは、支度に加えて「宿題問題」や「ゲーム・ネット問題」

保護者のみなさんも困った経験があるという方が多いのではないでしょうか?

毎朝、「早くしなさい!」「まだ着替えてないの?」「遅れちゃうよ!」
「先にご飯食べちゃって!」「ハンカチ忘れてる!」・・・
そして、
毎夕、「なんで宿題やってないの?」「ゲームは禁止!」「YouTubeもう終わりにして!」
これに習い事でもあったりしたら???

ここから先はご想像にお任せしますが・・・・。


私たち親だって、
こんなこと言いたくはないんですよね、本当は。

だって、イライラして大きな声を出したり、怒ったりすると
正直、疲れるし、怒った後は自己嫌悪に陥って、
自分自身が落ち込んじゃうといいますか・・・・。

((親としての自分って、どうなんだろう?))とか、
((子育てって、コレでいいのかな?))とか、
不安になってしまう時もある訳で。

保護者のみなさんのメンタルは子育てにダイレクトに影響していきますから、
<子育ての負のループ>に入り込んじゃうと大変なんですよね。

負のループに入り込まないためにも、
今回は、
朝の忙しい時間をイライラせずに!
しかも、強制することなく!
上手に乗り切るための声掛けで、
子どもの行動をルーティーン化する秘策をお伝えします。

就園したら、
時計を使って、少しずつでいいので、
時間を意識していくことがオススメです。

朝起きてからすることは何なのかを一緒に考えながら、
「最初に何しようか?」と
子ども自身に決めさせてあげると、
不思議と子どもは喜んで動き始めますよ!

そして、「できたね!」の声掛けを忘れないことも
大切なポイント。

例えば「顔を洗ったら次はどうする?」というように、
朝の行動の順番を決めて行きます。
<大人の都合がある場合は、理由を説明してこうして欲しいとお願いします>

行動の順番が決まったら、
毎朝「次は何するんだっけ?」と声掛けをするだけです。

おこさんの余裕を見て(行動が定着してきてから)
「時計の針が6の所に来たら、出掛ける時間だよ。」
などと時間を意識できるように伝えてみてくださいね。

行動がルーティン化することで、
次の行動に繋げやすくなりますし、
先を読む力も養われます。

行動が決まっていると、
朝の忙しい時間を混乱することなく過ごせるので、
安心感を持って登園できるようになる子が多いですよ。

このような関わり方が、日々の積み重ねとなり、
自分で考えて主体的に行動できるような子に成長するのです。

『ちょっとした工夫で子育てをすごくラクにする魔法のコミュニケーション』

子どものレジリエンスを育むワークショップなども開講しています。

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